- 発行日 :
- 自治体名 : 愛媛県伊方町
- 広報紙名 : 広報いかた 2025年4月号
令和6年度3学期の本校の様子について紹介します。
■各地区で巫女さんが大活躍!
2月24日(月)、みさこう郷土芸能「巫女部門」が、井野浦地区・大佐田地区・佐田地区の祈年祭に参加し、今年度最後の奉納を行いました。松地区に始まり、高浦地区、三崎地区、神崎地区、平磯地区、名取地区と、11月から計9社にて浦安の舞を奉納しました。高齢化が進み、どの地区も神社での神事では地域の方の参加が少なくなってきています。そこで、神主さんと区長さんにお願いし、浦安の舞を奉納させていただけるようになりました。どの地区においても、高校生が来るということで、地域の皆さんに声をかけてくださり、多くの方に見ていただくことができました。生徒の姿を見て、涙を流して手を合わせてくださる人もいて、本当に子供は町の宝だと改めて感じました。生徒たちは非常に積極的に活動しており、その熱い思いは、人を動かし、心を動かし、そして明るい町の未来を作っていくのだと思いました。今後も、地域の方の温かな心と触れ合いながら、生徒の心も成長していける、そのような活動の場を作っていきたいと考えています。
多くの方のご協力があり、このような機会をいただくことができました。本当にありがとうございました。
■第74回卒業証書授与式
3月1日(土)、春の陽気を感じさせる快晴のもと、令和6年度愛媛県立三崎高等学校第74回卒業証書授与式を行いました。
県内外から集まった43名の卒業生が、中井校長から一人ずつ直接卒業証書を授与されました。大きな返事をして証書を受け取る卒業生の顔はみんな立派で、1年間後輩たちを引っ張ってきたという自信に充ち溢れた表情をしていました。
代表して答辞を述べてくれた藤本祐里香さんは、中学時の学校説明会から「みさこう_さいこう_さぁいこう」のキャッチフレーズに魅了されて入学し、これまでの高校生活を振り返りながら、友達や先生方、地域の皆様と共に最高の3年間を過ごすことができたと話してくれました。自分の経験に則した答辞は、先生方や保護者の方々も感動する素晴らしいものとなりました。
本校で過ごした3年間、大切な思い出、貴重な経験として今後に生かしていってください。3年生の皆さん、本当におめでとう。