くらし 伊方発電所の状況

(1)運転状況について(令和7年5月末日現在)
伊方1号機(廃止措置)
伊方2号機(廃止措置)
伊方3号機(定格電気出力89万キロワット)
定格熱出力一定運転中

(2)伊方発電所3号機 機器用水配管からの水漏れについて
伊方発電所3号機は通常運転中のところ、タービン建屋1階の床面に水溜まりがあることを確認しました。
その後、5月10日3時10分、保修員が機器用水配管からの漏えいであり、詳細な点検が必要と判断しました。
漏えい箇所の隔離を行い、漏えいは停止しました。
また、機器用水配管溶接部からの漏えいであったことから、当該配管の取り替えを行い、漏えいがないことを確認し、同日17時50分、通常状態に復旧しました。
漏えいした水は機器の洗浄等に使用する水で、漏えい量は約1.5リットルと推定しています。
なお、漏えいした水はふき取り等実施し、全て回収しました。

(3)伊方発電所3号機 衛星電話設備の不具合について
伊方発電所3号機は通常運転中のところ、衛星電話設備の通話確認において、5月21日11時27分、3号機中央制御室に設置している衛星電話設備(固定型)1台が使用不能になっていることを確認しました。
これにより、同時刻に原子炉施設の保安規定に定める運転上の制限から逸脱したと判断しました。
その後、使用不能となっていた衛星電話設備(固定型)1台を予備品と取り替え、通話確認を行い良好であったことから、同日13時42分、運転上の制限を満足していることを確認しました。
今後詳細を調査します。

これらの事象によるプラント及び環境への放射能の影響はありません。