くらし 松野町隣保館 改築工事いよいよ着工! ~地域コミュニティの新たな拠点へ~

松野町隣保館は昭和51年に建設され、長年にわたり、地域の皆さんの福祉の向上や人権啓発活動、学習の拠点としての役割を担ってきました。建設から50年近く経過し、施設の老朽化や耐震性などが問題となっていたことから、今年度、改築工事を実施する運びとなりました。
6月27日(金)には、坂本町長をはじめ、地元区長や工事関係者など約10名が参加して起工式が執り行われました。式では、参加者らが工事の安全を祈って玉串を奉納し、リニューアルした隣保館が新たな地域のシンボルとなることを願いました。
本館の完成は令和7年12月下旬を予定しています。新たな施設は木造平屋づくりで、何年にもわたり誰もが安心して快適に利用できるよう、最新の耐震基準に適合した安全な構造となるほか、段差の解消や手すりの設置など、バリアフリーに配慮した設計を取り入れています。
リニューアルした隣保館は、人権学習や啓発活用の拠点としてだけでなく、地域の皆さんが気軽に集い、文化活動や交流ができる場として活用が見込まれるほか、駐車場部分は有事の際の避難場所としての活用も検討しています。
供用開始は令和8年1月を予定していますが、施設の完成後に、現在の施設の解体や外構工事などを行い、全ての工事が完了するのは、令和8年3月末となる見込みです。工事期間中はご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いします。