- 発行日 :
- 自治体名 : 愛媛県松野町
- 広報紙名 : 広報まつの 令和7年8月号
◆森の国まつの応援団 関東支部の集い(令和7年7月2日更新)
今から20年以上も前となる平成14年に、都会に住んでいる松野町出身者を中心とするふる里を応援しようという皆さんによって、「森の国まつの応援団」を作っていただきました。コロナ禍などで休止していた時期もありましたが、現在は関東支部と関西支部のふたつの支部が活動をしていて、松野町を多方面から応援していただいています。そのうち関東支部の集いが、2年ぶりに都内のレストランを会場に開催され、私と町議会の山田議長、それにマツノイズムプロジェクトの高校生も出席して、会員の皆さんと親交を深めることができました。
松野町の人口は、現在3,500人を切っています。移住促進などで人口減少に歯止めをかけようとがんばっていますが、日本全体の人口が減っている中で、松野町だけがそれを免れることは不可能です。それならば、今町内にいる人間で覚悟を決めて、少ない人数で故郷を守っていかなければなりませんが、その時に頼りにしたいのが、町外から応援してくれる「関係人口」といわれる皆さんです。国も最近になって、「ふるさと住民登録制度」や「ふるさと納税」などの政策によって関係人口増大への後押しを開始しましたが、松野町と応援団の皆さんは、その関係を20年前から続けている全国的にも先進的な取り組みであると言えます。
松野町を離れてから長い歳月が経っているのに、変わらずふる里のことを想っていただく会員の皆さまに、心から感謝いたします。
今回の集いでは、任期満了による役員の改選が行われ、支部長が蕨生出身の山本力さんから豊岡出身の古田口正志さんに交代されました。古田口支部長からはさっそく、松野町を応援する人口の増大と活用についての具体的なご提言をいただいており、今後支部の役員さんと協議しながら、実現に向けて取り組んでいきたいと考えています。
また、退任された山本前支部長から、次のような宿題をいただきました
「私たちのように、松野町を離れてもいつもふる里の景色を思い浮かべ、ふる里の未来を案じている人が全国にはたくさんいると思う。そんな松野町出身の方に一人でも多く応援団に加入していただき、松野町の存続発展のために一緒に活動をしてもらいたい。その呼びかけを、広報まつのや町HPで発信してください。」ということで、このコーナーで今回の支部総会の様子とメッセージをご紹介させていただきました。
記事をご覧いただき興味を持っていただいた皆さん、松野町出身者でなくても松野に関心のある方であれば大歓迎ですので、まずは担当の役場ふるさと創生課までご連絡ください。