- 発行日 :
- 自治体名 : 愛媛県鬼北町
- 広報紙名 : 広報きほく 令和7年5月号
■No.61 マダニによる感染症にご注意を!
▽マダニとは?
・森林や草地などの屋外に生息する比較的大型のダニです。
・シカ、イノシシ、野うさぎなどの野生動物が出没する場所に多く生息しています。
・マダニの多くは春から秋にかけて活動が活発になります。
・飼い犬等がマダニを付けて持ち帰ることもあります。
・皮膚の柔らかいところ(わきの下、足の付け根、手首、膝の裏、胸の下、頭など)を探して咬みつきます。
マダニに咬まれてから発症する代表的な感染症の症状は、38度以上の発熱、嘔吐、下痢、腹痛などがあり、重症化して死亡することもあります。
野山や畑、草むらなど、ダニ類の生息場所に出かけるときは次のことに気を付けましょう。また人だけでなく、ペットもマダニ対策を心がけましょう。
▽マダニに咬まれないために!
・防虫スプレー(ディート含有)を肌の出る部分や襟、袖、裾などに噴霧する。
・帰宅後は上着類を家の外で脱ぎ、すぐに入浴してマダニに咬まれていないか確認!
・マダニが付いても見えやすい明るい色(白色はダニが好むため注意)や、マダニがつきにくいツルツルした素材の服がお勧めです。
▽ペットも気をつけましょう
・飼い犬等の散歩後はブラッシングし、マダニがついてないか確認!
・獣医師と相談のうえ、マダニ駆除剤を適切に使用しましょう。
・犬小屋等はいつも清潔にしましょう。
マダニに咬まれても、痛みやかゆみは少なく、気づかないこともあります。マダニの多くは長時間(数日から長いものは10日以上)吸血します。吸血中のマダニに気づいたら、手でつぶしたり、無理に引き抜いたりせず、医療機関で処置しましょう。ペットについたマダニも手でとらないでください。野山に出掛けた後に発熱などの症状が出たら、速やかに医療機関を受診してください。
問合せ:保健介護課 保健係
【電話】内線3113~3116