- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県直方市
- 広報紙名 : 市報のおがた 令和7年3月1日号
■認知症は誰でもかかる可能性のある身近な病気です
皆さんは直方市の高齢化率を知っていますか?
令和7年2月1日時点の高齢化率は、約33.4%で、直方市民の約3人に1人が65歳以上の高齢者となっています。誰にも“老い”はあり、歳を重ねていく中で「認知症」を発症する可能性は高くなっていきます。認知症を身近な病気と考え、自分自身または自分の家族が認知症になったら…と考え、認知症について正しく理解することから始めましょう。
◇4つのポイント
(1)知る
認知症についてどの様な病気や症状があるのかを知りましょう。症状や病気を理解し、早期に対応をとることで、症状の改善や進行を抑えることができます。
(2)予防する
食事や睡眠、運動等の生活習慣に気を付け、脳を活性化することで認知症の予防や進行を緩やかにさせる効果があると考えられています。
(3)支える
間違った接し方をすると、その人を傷つけてしまったり、認知症の症状が進行してしまうことがあります。相手の気持ちや行動をきちんと理解して接することが必要です。
(4)相談する
誰かに話をしてみる、専門科を受診する等、1人で悩まず人に助けを求めましょう。1人で解決策が見出せない場合でも、みんなで考えれば今まで気づかなかったことに気づくことができます。
◇直方市の認知症アプリ(掲示板)ができました!
本紙の二次元コードから認知症イベント等の情報が確認出来ます!
是非、アプリをご利用ください!
※市にメール等でいただいた情報を掲載しています。各イベントの詳細については問い合わせ先にご確認をお願いします。
◇成年後見制度をご存じですか?
このようなことでお困りではありませんか?
・自分一人でお金の管理をすることが不安になった。
・子どもの判断能力に心配があり、今後が不安。
・身寄りがなく、将来認知症になった時が心配。
・悪質商法に騙されそうになった。
・認知症である父(母)のお金の管理をしているけど、銀行から成年後見制度を利用するように言われた。
・離れて暮らしている親が心配。
成年後見制度とは:
認知症や知的障がい、精神障がい等の理由で判断能力が低下すると、日常生活に様々な支障が生じることがあります。
このような判断能力の低下した人が、生活をする上で不利益を被らないよう、後見人等と呼ばれる本人の代理人を選任し、本人の財産や生活を保護・支援するのが成年後見制度です。
成年後見制度の利用については、最寄りの家庭裁判所、弁護士等司法職または直方市役所の高齢者支援係にご相談ください。
問合せ:健康長寿課 高齢者支援係(地域包括支援センター)
【電話】25-2391【FAX】24-7320
◇知っていますか「のおがた認知症お役立ちガイド」
認知症になっても安心して生活を送ることができるように、認知症の人の状態に応じた適切なサービス提供までをまとめた本です。
市庁舎5階地域包括支援センター(51番窓口)で配布しています。お気軽にご相談ください。
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問い合わせ:健康長寿課 高齢者支援係
【電話】25-2391