くらし 議会のおしらせ(令和6年3月1日 No.227)(4)

■第15回 議会報告会を開催しました
令和6年11月23日に議会報告会を開催し、日ごろの議会活動を報告しました。また、市民のみなさんとの意見交換では、貴重なご意見を多数いただきました。いただいたご意見やご要望を、今後の議会活動に活かしてまいります。お忙しい中ご参加いただき、ありがとうございました。
また、今回もたんぽぽ手話の会の方に手話通訳を行っていただきました。

◇参加者アンケート結果

◆みなさんからのご質問・ご意見・ご要望(抜粋)
・令和6年4月からし尿収集運搬業者が突然変更されたが、市からは何の説明もなかった。なぜ市は市民に説明をしなかったのか。
→し尿収集運搬業者の地区割を変更したのは、本市ではなく、田川地区広域環境衛生施設組合であるため、組合が説明するべきもの。また、本市は同年3月15日に地区割が変更になるという情報は得ていたが、その詳細な内容は組合から提供されていなかったため把握できていなかった。

・なぜ本市議会だけが新ごみ処理施設に反対しているのか。市民のごみは行き場がなくなるのではないか。反対した議員の考えを知りたい。
→反対した議員は、新ごみ処理施設の稼働については一切反対していない。9月定例会で、新ごみ処理施設の稼働に伴う田川地区広域環境衛生施設組合の規約変更を含む6議案が上程されたが、その規約の中に、新ごみ処理施設を稼働させるために直接関係のない許可権限などが含まれていた。この部分について、将来、市民が不利益を被る可能性が否定できないことから、規約の内容について、再度関係市町村長の協議調整を求めるために、関連議案に反対の意思表示をしたもの。

・令和6年11月15日の臨時会における新ごみ処理施設関連議案の議決の際に棄権した議員の考えを問う。
→9月定例会で当該議案を否決し、内容の修正を求めたが、修正はされなかった。このまま議案を可決すれば将来に大きな禍根を残すが、否決すれば、令和7年4月からのごみ処理が滞ってしまうため、苦渋の決断をしたもの。

・新ごみ処理施設の運営について、構成団体間の会議の中で必要に応じてしっかり意見を述べ、市民が不安を抱かないような運営を心がけてほしい。
・田川後藤寺駅前開発や田川東高校跡地の活用はどうなっているのか。
→田川後藤寺駅前は、(1)市の財政状況がひっ迫するおそれがないという見通しが立つこと、(2)駅前広場拡大に伴い、移転の対象となる全ての方の協力が確認できること、(3)駅前の県道拡幅について協力が得られること、の3つの条件がそろわなければ、事業着手しないこととしており、現在は社会実験を実施している。田川東高校跡地は、店舗の出店について一旦は契約の段階まで話が進んでいたが、企業側が撤退し、それ以降は企業からの申し出がない。

・平成筑豊鉄道に、経営安定化補助金を出すのであれば、その乗客数増加等の効果を追及するべきである。
・市内の清掃美化をボランティアにたよるのではなく、市の予算を確保してほしい。

◇各委員会からの報告
▽総務文教委員会
テーマ:教育支援センター運営事業
内容:不登校対策関係機関や玖珠町学びの多様化学校の視察結果の報告

▽厚生委員会
テーマ:田川市立病院の経営状況
内容:令和5年度決算の概要と今後の取り組み

▽建設経済委員会
テーマ:企業誘致・公共交通
内容:白鳥工業団地の企業誘致の状況、平成筑豊鉄道やコミュニティバスの現状