- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県八女市
- 広報紙名 : 広報八女 2025年5月1日号
【令和7年度一般会計予算は438億2,000万円】
令和7年度の一般会計予算総額は438億2000万円で、令和5年7月の豪雨災害による復旧事業費および庁舎建設事業費の減額や、財政の健全化を目的とした既存事業の見直しにより対前年度比1・0%減となりました。令和6年度からの繰越事業を合わせると463億円を超える予算規模です。特別会計予算総額は178億8568万円、企業会計予算総額は41億32万円と各会計の内訳は、下の表「令和7年度特別会計・企業会計予算」のとおりとなります。
市では市の財政状況を年2回、公表しています。今回は、令和7年度予算の内容などをお知らせします。広報紙では、それぞれの項目について簡素化して掲載していますが、「財政事情」は、財政課や市のホームページでも閲覧することができます。
■歳入 438億2,000万円の内訳
▽令和7年度特別会計・企業会計予算
■歳出 438億2,000万円の内訳
▽歳出を性質別にみると…
▽一般会計市債・基金残高の推移
※令和5年度までは決算、令和6・7年度は見込み
■主な事業を紹介します
▽地域公共交通調査事業
市内の中山間地域における交通不便の解消に向け、各交通モードの役割分担やライドシェアを含めた新たな移動手段の導入可能性について調査・研究を行います。(3196万円)
▽再生可能エネルギー利活用事業(森林Jクレジット創出事業)
脱炭素社会の推進を図るため、実証的に市有林を活用した森林由来Jクレジット創出の検証を行います。(200万円)
▽再生可能エネルギー利活用事業(木質バイオマス拠点基地整備事業)
木質バイオマス拠点基地整備を行うため、民間事業者と連携して未利用材集積システムを構築します。(29万円)
▽ローカルベンチャー事業
都市圏から起業志望者を募集して、八女市で起業するサイクルを形成し、若者の定住促進や地域の魅力向上を図ります。(1118万円)
▽中小企業・小規模事業者振興事業
新規創業を促進するため、商工団体等と連携し、空き店舗の情報提供を行います。また、ITツールを導入する事業者に対し、補助金を交付し、市内中小企業者・小規模事業者の振興を図ります。(2872万円)
▽保育園留学事業
都会の子育て世代をターゲットに、子どもの田舎の保育園体験を含んだワーケーションを提供することによって、都市と八女市との二地域居住を推進します。(825万円)
▽公共施設管理業務(遊休公共施設等利活用促進審議会設置)
遊休公共施設利活用促進条例を新規制定し、事業者を指定するための審議会を設置します。遊休公共施設の利活用促進による地域活性化を図ります。(32万円)
▽大阪・関西万博 地方創生SDGsフェス事業
2025大阪・関西万博地方創生SDGsフェスに出展し、八女茶のプロモーションを実施することで、八女ブランドの価値向上と農産物輸出の土台づくりを図ります。(410万円)
問い合わせ:財政課財政係
【電話】23-1346