くらし 防災だより その74

■地域で、逃げ遅れゼロへ(ページID:3343)
防災専門官
野田(のだ)秀敏(ひでとし)

東日本大震災では、全体の死者数のうち約6割が65歳以上の高齢者、障がい者の死亡率は全体の約2倍でした。
本市では災害が起きた時、配慮を要する人の避難支援の取り組みを進めています。

▽「避難行動要支援者名簿」に登録しましょう
災害が起きた時または発生するおそれがある場合に、自力の避難がむずかしく、避難の支援を必要とする人からの事前の申し出を受け付けています。
申し出のあった人を名簿に登録し、同意に基づいて、消防や警察、避難を支援する自治会や民生委員・児童委員などに情報提供しています。

対象者:
•75歳以上の一人暮らしの人または75歳以上のみの世帯
•介護保険の要介護3以上の人
•次の手帳を交付されている一人暮らしの人
身体障害者手帳1・2級/療育手帳A/精神障害者保健福祉手帳1級
•その他、必要と認めた人
例:昼間一人の高齢者、難病患者、妊産婦、乳幼児(3歳くらいまで)、日本語が分からない外国人など
※施設や病院などに長期入所・入院している場合は対象外です。

避難計画を一緒に作成します:
どこに、だれと避難するかなどの「個別避難計画」を、自治会や民生委員・児童委員などの避難を支援する人と一緒に作成します。
計画作成をきっかけに「顔の見える関係づくり」につながり、地域全体で「誰ひとり取り残さない避難支援」を目指します。

申し込みは、防災安全課
【電話】内線519

▽自分を守る「自助」の取り組み
非常時持出品の準備や緊急時の連絡先の確認、災害情報を得るために市公式SNS、防災メール・まもるくんなどへの登録など、できることはたくさんあります。日頃から災害に備えましょう。

■コミュニティ無線でJアラートを試験放送します
日時:2月12日(水) 午前11時 予定

防災安全課 防災対策係
【電話】内線531
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