健康 お酒を飲む人にも、飲まない人にも伝えたい

「変えられそうでなかなか変えられない…」が飲酒の習慣。
お酒を飲む人も、自分は飲まないけれど周囲にお酒を飲む人がいる人も『、飲酒』について知ってほしい

◆あなたの行動をチェック!
◇お酒との付き合い方を見直してみよう
・自らの飲酒状況などを把握する
・1週間のうち、飲まない日を設ける
・あらかじめ量を決めて飲酒する

純アルコール量20gとは…
適度な飲酒量は、1日平均総アルコール量20g
・ビール(5%)…中瓶1本、またはロング缶1本(500ミリリットル)
・日本酒(15%)…1合(180ミリリットル)
・焼酎(25%)…グラス2分の1(100ミリリットル)
・ワイン(12%)…グラス2杯弱(200ミリリットル)
・ウイスキー(43%)…ダブル1杯(60ミリリットル)

◇以下のような飲酒や飲酒後の行動は避けましょう
・一時多量飲酒(急いで飲まないようにしましょう)
・不安や不眠を解消するための飲酒
・他人への飲酒の強要
・飲酒中、飲酒後の運動や入浴

◇アルコールウォッチ
自分が飲んだお酒の種類を選ぶと、簡単に総飲酒量(純アルコール量)とお酒の分解にかかる時間が計測できます。自分の健康を管理するための方法の1つとして、活用してみましょう!

◆お酒の影響を受けやすい3つの要因
(1)年齢の違い
高齢者は、体内の水分量の減少などで、若いころと同じ飲酒量でもアルコールの影響が強く現れ、転倒・骨折・筋肉の減少の危険性が高まります。
20歳代の若年者は脳の発達の途中であり、健康問題のリスクが高まる可能性があります。

(2)性別の違い
女性は、一般的に男性と比べて体内の水分量が少なく、分解できるアルコール量も少ないため、アルコールの影響を受けやすいことが知られています。

(3)体質の違い
体内の分解酵素の働きの強弱などが個人によって大きく異なり、顔が赤くなったり、動悸や吐き気を引き起こす可能性があります。

◇過度な飲酒による影響
長期・大量に飲酒することによる「発症」
・アルコール依存症・生活習慣病・肝疾患、がん など

飲酒後にトラブルが発生「行動面」
・事故・怪我や他人とのトラブル など

飲酒は健康だけでなく、さまざまな影響をおよぼします。
一人ひとりがアルコールのリスクを理解し、どのような影響があるのか、自分にあった飲酒量を決め、健康に配慮した飲酒を心がけましょう。

問い合わせ:健康課 健康推進担当(保健センター)
【電話】953-2211(内線365)