- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県那珂川市
- 広報紙名 : 広報なかがわ 2025年9月号
那珂川市では、情報モラル教育を通して、これからの時代を安心・安全に、そして主体的に生き抜く力を子どもたちに育んでいくことを目指しています。
◆那珂川市立 片縄小学校
◇学校からひと言
インターネットの中でも「思いやり」と「ルール」が大切だということを学んでいます。
◇4月の学習『タブレッのトの使い方』(低学年)
子どもたちは、ICT支援員さんと一緒に「タブレットの使い方」を学びました。
「パスワード」は大切な情報を守る自分だけのひみつのカギです。わかりやすい言葉や誕生日などにせず、お友達にも教えないよう気をつけることを学びました。
・しゃしんをとるまえに
「しゃしんとってもいい?」
かってにしゃしんをとることはできません
きょかをとってとりましょう
とったしゃしんはたいせつにします
(写真を撮影する前についての説明スライド)
写真を撮影するときは「写真を撮ってもいい?」と必ず相手にたずねることが大切です。嫌がっている人を無理に撮ったり、勝手に人の写真を使ったりしないことやみんなが気持ちよく過ごせるようにマナーを守ることを学びました。
・パスワード(パスコード)のはなし
さいしょにパスワード(パスコード)をタップしましたね
これからいろいろなパスワード(パスコード)をつかいます
だいじなものなのでおともだちにもおしえてはいけません
パスワード(パスコード)はたいせつなじょうほうをまもるかぎ
(パスワードについての説明スライド)
子どもたちは、ICT支援員さんと一緒に「タブレットの使い方」を学びました。
「パスワード」は大切な情報を守る自分だけのひみつのカギです。わかりやすい言葉や誕生日などにせず、お友達にも教えないよう気をつけることを学びました。
◇6月の授業参観の様子
・5年生『送った写真のゆくえ』
5年生の子どもたちは、スマホや画像によるトラブルについて考えました。写真を一度送ると自分では管理ができなくなることや、相手の気持ちやプライバシーを考えて行動することの大切さ、トラブルを防ぐためには送信前に一度立ち止まって考えることの大切さを学ぶことができました。
・6年生『思ったままSNSに送信しただけなのに』
6年生の子どもたちは、授業参観で学んだ情報モラルについて、家庭で保護者と話し合い、意見や感想をまとめました。家庭での対話を通して学びが深まり、正しい情報の使い方や考え方を日常の生活の中で意識できるよい機会となりました
・4年生『ネットゲームに夢中になると』
子どもたちにとって身近な存在となったゲームやインターネット。楽しい一方で、夢中になりすぎると「目が疲れる」「寝不足になる」「時間やルールを守れない」など生活に悪影響が出ることを知り、自分たちの生活を見直すよい機会になりました。
子どもたちは、おうちの方の力も借りて、心や体の健康を守りたいという思いをもつことができました。
◇情報にモよラっルて教育 身に付く力
(1)情報を正しく判断する力
→インターネット上の情報にふりまわされず、正しい・安全な使い方を見分ける力
(2)ルールやマナーを守る力
→SNSやゲーム、写真のやりとりなどで、相手の気持ちを考えた行動ができる力
(3)自分や他人の命・権利を守る力
→個人情報を守り、いじめやトラブルに巻き込まれないようにする力
(4)問題が起きたときに相談する力・行動する力
→トラブルがあったときに一人で悩まず、大人に相談できる判断力と行動力
◇片縄小学校の英語教育・ALT通信
ALTのライアンです。外国語の学習では、新しい単語や表現だけでなく、タブレットやインターネットを安全に使う方法も学んでいます。ロイロノートで課題を提出したり、友達とのアイデアを共有したりする中で、言葉の使い方や他人の考えを尊重する大切さも身に付けています。
子どもたちは、楽しみながら言語スキルとデジタルマナーを学んでいます。
●10月号の新・学校探訪は、安徳南小学校です。お楽しみに!
問い合わせ:那珂川市教育委員会 学校教育課 学校教育担当
【電話】953-2211(内線265)