子育て 第75回 社会を明るくする運動 心が動く!10代が考える「社明」|vol.1

◆非行・犯罪のない社会
那珂川中学校 3年 綟川 力斗(もじかわ りきと)

僕は日常で、ニュースをよく見ます。そのニュースにはスポーツ選手の良い報道や、世界のニュースなどがありますが、僕が一番目に入ることは犯罪についてのものです。殺人などをした人の報道があり「自分が被害者側になりたくないな。」とか自分のことしか考えてないこともありました。でも、ある日、「加害者はなんでしたんだろう。」と考えることもありました。ニュースでは、事件前に何かされて嫌だったという理由だったけど、僕は相手のことをしっかり考えれてない人だから事件が起きたのかなと思いました。
それは、学校生活でいうと、相手がいやな発言や行動をしてくるといやな気持ちになるということに似ていると思います。
学校生活などでいうとちっちゃいことでも相手を考えないで発言をすることで、関係が悪くなり小さなけんかがおきて、大きなけんかなどに発展してしまうことがあったり、ニュースになるようなことになってしまいます。自分も友達との会話で「お前そうゆうとこあるよな」というような、自分が考えてないことを言われたことが原因で、小さなけんかが始まって「学校に行きたくないな」という不安定な気持ちになることもありました。このようなことがおきてしまっていい気持ちにはなれないため、一旦考えてから発言することが大切だと思います。
また、ボランティアなど地域活動についても思うことがあります。僕たち中学生は学校行事で地域活動のボランティア等をすることはありますが、大人については、参加する人が少ないと思います。大人の人達は忙しいとは思いますが、土日などに地域清掃を開き、みんなで地域をきれいにすることは良いと考えています。ですが、もともとボランティアをしなくてもよいような地域を作るのも大切だと思います。それをするためには、ゴミのポイ捨てなどを無くし、もしそれをしている人がいたら、注意をして、それをさせないなど、市民で協力していくことで絆が深まり社会が明るくなっていくと思います。そして、人と人とのコミュニケーションである、あいさつも大切です。「おはようございます」、「こんにちは」などをしっかり言うことでも、相手も自分も心が明るくなり、良い関係づくりができると思います。
非行、犯罪のない社会をつくっていくために、自分の言動を考えてすることや、ボランティア活動を積極的に行うこと、コミュニケーションをお互いに意識してすることで、社会が明るくなると僕は信じています。