くらし みんなで安心〔認知症をもっと身近に!〕

■希望のオレンジツリー
9月アルツハイマー月間の展示は、認知症サポーター(※)養成講座とスキルアップ講座を修了した方々がアイデアを出し合い、企画しました。特に、認知症の家族を介護した経験のあるサポーターから、「認知症のことについて知っていれば、もっと違うことができたかもしれない。みんなには認知症について正しく知ってほしい」という意見が出され、認知症の方やそのご家族の思いを紹介することに決めました。また、「認知症になっても安心して暮らせる社会」への願いを込めて、誰でも展示に参加できるよう工夫し、「希望のオレンジツリー」と名付けました。

※認知症サポーターとは
認知症サポーターは、なにか特別なことをする人ではありません。認知症の方やそのご家族の「応援者」です。認知症であるということを普通のこととして捉え、認知症に対する偏見をなくしていくことが大切です。認知症について正しく理解し、偏見をもたずに温かい目で接することから始めてみませんか。
認知症サポーターになりたい方は、地域包括支援センターまでご相談ください。詳しくは広報かすや12月号でお知らせします。

~希望のオレンジツリーに寄せられたメッセージ~
「みんなで楽しく仲よく、支えあって生きていける社会になるとうれしいです」「笑顔もよろこびもずっと変わらない」「認知症が「あたりまえ」の世の中になる」「私もいつか迎えるその姿に温かく接したい」等、1か月間かけて皆さんのたくさんの思いで溢れる希望のオレンジツリーになりました。

問い合わせ:粕屋町高齢者支援課(地域包括支援センター)
【電話】938-0229