くらし 【人権問題を考える】ひろかわ人権フェスタ~すべての人の人権が尊重される町を目指して~

■ひろかわ人権フェスタ開催
12月7日(土)、町民交流センター「いこっと」と広川町役場で「ひろかわ人権フェスタ」が開催されました。
町民交流センター「いこっと」では、妊婦体験やスタンプラリー、人権パネル展、拉致被害者の人権問題を啓発するアニメ「めぐみ」の視聴が行われました。
「いこっと」前では、ジュニアリーダーによる「ボッチャ体験」が行われ、広川町役場では、スポーツ推進委員による「競技用車いす乗車体験」などが行われました。
改めて人権問題を考える機会となったほか、スポーツの楽しさや素晴らしさを感じてもらう機会になりました。

■小・中学生の意見発表会
広川町の未来を担う子どもたちが、自立性と社会性を身につけることを目的に、小・中学生による意見発表会が行われました。子どもたちが明るい未来ビジョンを描くことができる環境づくりは、大人に課せられた責務です。
参加者は、未来への希望や提案、人との関わりの中で感じていること・考えていること、郷土の誇り・愛着などを発表しました。
※詳しくは本紙をご覧ください。

■特別講演会「挑戦~後悔しないために~」
川野さんは、17歳のときに交通事故で頚椎(けいつい)を損傷し、車いす生活を強いられることになりました。20歳で車いすテニスを始めると、全日本選手権やパラリンピックなど、国内外のさまざまな大会で活躍。2012年のロンドンパラリンピックでは、ダブルス4位の輝かしい成績をおさめました。
この功績の原動力となったのが、「パラリンピックの父」ルードウィヒ・グットマン博士の言葉「失ったものを数えるな、残されたものを最大限生かせ」でした。
人生を謳歌(おうか)するためには、夢を持ち追いかけること。その素晴らしさを、自身の活動を通して伝えていきたいとお話されました。

問合せ:生涯学習課人権・同和教育係
【電話】0943-32-0093