くらし 村の元気 赤村の1コマ(2)

■5/30~6/8 温泉andホタルで癒されて
~ほたる観賞会~
ゲンジボタルが飛び交う村内の名所をマイクロバスで巡る「ほたる観賞会」が源じいの森温泉で行われました。ゲンジボタルの解説と現地での観賞、温泉の入館券がセットになった期間限定の催しは、源じいの森の初夏の恒例イベント。期間中、計6回開催され、福岡県内の家族連れなどを中心に延べ167人が来訪しました。
解説・案内役を務めたのはホタル保護のため活動しているボランティア団体「ほたるの会」です。清流でしか生きられないホタルの生態を紹介しながら「ホタルを守るということは、きれいな環境を守ることと同じ。美しい赤村をこれからも残していきたい」と訪れた人へ思いを語りました。

■5/31 剣友会・髙田さんが優勝
~つばさ少年剣道大会~
航空自衛隊築城基地で、青少年の健全育成と少年剣道の普及を図る「つばさ少年剣道大会」が開かれ、基地周辺の剣道クラブ19団体に属する132人の小学生が参加しました。赤村少年剣友会からは個人戦と団体戦に計6人が出場。そのうち1年生男女の個人戦に出場した髙田琉翔(たかたるか)さんがトーナメントを勝ち抜き、優勝を果たしました。
赤村少年剣友会は新たな小・中学生の剣士を募集中。赤小学校体育館で週3回、月水金曜日に稽古を続けています。

■6/6 手植えで学ぶ「農」のこと
~小学生や園児が田植え体験~
赤小学校の5年生が「総合的な学習の時間」の一環として旧上赤分校近くの田んぼで手植えを体験しました。児童たちは講師を務めた小川次男(おがわつぎお)さんに倣い、20cm間隔に印の付いた木枠を用いた昔ながらの農法を実践。手伝いに訪れた地域住民の手を借りながら、等間隔に苗を植えました。
平田隆司(ひらたりゅうじ)校長は「教育目標に『ふるさと・赤村を愛する教育』があります。米づくりに代表される村の資源を活用し、郷土を思う心を育む学びを進めたい」と話しました。
同日には金龍保育園も近隣の田んぼで手植えを体験。子どもたちの賑やかな声に包まれる、上赤区の1日となりました。