くらし 包括連携協定事業 第12 弾 観光振興プログラム 源じいの森「女子キャンプラン」づくり
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- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県赤村
- 広報紙名 : 広報あか 2025年7月号 VOL.831
令和4年4月に包括連携協定を締結した日本航空(株)と赤村。世界で戦うJALアスリート社員を招いた「JALアスリートアカデミー」や、紙ヒコーキづくりを通じて新たな発見や学びを得る「JAL折り紙ヒコーキ教室」、修学旅行での羽田空港見学など、赤村の子どもたちを対象とした人財育成プログラムを進めて参りました。
今回のテーマは「観光振興」。赤村の観光拠点・源じいの森の誘客を目指し、産学官のつながりを元に完成した新プラン「女子キャンプラン」企画をご紹介します。
▽観光誘客へ向けた新プランづくり
「女性が安心して楽しめるキャンプ」をテーマに、JAL、西南女学院大学、源じいの森が連携し、新プラン「女子キャンプラン」を企画しました。
JALが同大学と教育連携協定を締結していることで実現した今回の取り組み。昨年10月から両者の協力のもとで企画が進められ、今年4月から予約受付がスタートしました。
プランづくりには※JALふるさとアンバサダー吉田瑞穂(よしだみずほ)さんや、同大学の人文学部観光文化学科に通う大学生・小山結衣(おやまゆい)さん、山本美鈴(やまもとみすず)さんが参加。写真映えするスポットの設定や、チーズタッカルビを中心としたプラン限定メニューの考案など、ターゲットである女性ならではの視点を加えたプランとなっています。
▽「手ぶらで楽しめる」本格キャンプ体験
同プランは源じいの森・柴田和輝(しばたかずき)支配人が手がけている既存の「手ぶらでキャンプ体験」をさらに進化させたものです。プラン利用者はテントやタープ、焚火台など約40万円相当のキャンプグッズが使用できるほか、夕・朝食の2食分の食事や寝具も用意。スタッフによる設営・撤収のサポート付きで、初心者やキャンプグッズを持っていない人でも、手ぶらで安心して本格的なキャンプを楽しめます。
「女子キャンプラン」はソロキャンパーや男性のみのグループでも利用可能。包括連携協定のつながりを生かし、源じいの森への誘客拡大を図ります。
※JALふるさとアンバサダーとはゆかりのある地域に移住し、観光や地域資源を生かした地域活性化活動に取り組む客室乗務員のこと。
〇ヨガ
キャンプ中の余暇時間の楽しみ方として自然の中で体を伸ばすヨガを提案。
〇写真スポット
キャンプ場内に「写真映え」する撮影スポットを設定。利用者によるSNS投稿や口コミの波及を狙う。
レンタルグッズにはランタンや焚火台もセット。温かな光でまリラックスする環境を演出。
〇料理
源じいの森レストラン「モクモク」が提供するプラン限定メニュー。アヒージョやチーズタッカルビなど女性人気の高いメニューが並ぶ。
◇「女子キャンプラン」プラン概要[完全予約制][各回1組限定]
実施日:源じいの森営業日の13時30分~翌11時
※冬季(12月下旬~3上旬)除く
価格(税込):金2万円
+大人(中学生~):8000円/人
+子ども(小学生):4000円/人
+未就学児:無料
定員:最大8人
予約:源じいの森
【電話】62-291 19時~18時
◇各種メディアで取り上げられました
「女子キャンプラン」がJALエリアニュースや西南女学院大学のHPで紹介されました。4月22日放送のKBC情報番組「Wish(ウィッシュプラス)+」生中継では、柴田支配人、JALふるさとアンバサダーの吉田さん、西南女学院大学の2人の学生が出演。プランの魅力を九州・福岡へ発信しました。