くらし 図書館からこんにちは

■1冊の本との出会いが
春は門出の季節でもありますね。かの松尾芭蕉も『おくのほそ道』の旅へと出立したのは、元禄二年三月二十七日(旧暦)の明け方のことでした。
この時期は卒業、就職、異動などでそれぞれに新しい生活が始まる方もいらっしゃるでしょう。期待や不安を抱えるとき、図書館にどうぞお立ち寄りください。ふと手にした本が、何かのきっかけになるかもしれません。

■おすすめの本
▽『そつえんするってことは』(中川ひろたか作/あおきひろえ絵/アリス館)
もうすぐ卒園。春からは小学校に通います。生まれてからの成長を描きながら、どうして小学生になるのかをやさしく伝える絵本です。(東図書館所蔵)

▽『見えなくても王手』(佐川光晴著/実業之日本社)
盲学校に通う小学4年生の正彦は、新任の先生から将棋を教わり、その面白さにすっかりのめり込みます。それぞれに成長していく子ども達とその家族、教員達の物語です。(西図書館所蔵)

■3月の開館時間・休館日
▽東図書館(生涯学習センター)
【電話】43・2327
開館時間:9時~18時
休館日:月曜日・20日(春分の日)

▽西図書館(役場2階)
【電話】46・2915
開館時間:9時~18時
休館日:火曜日・20日(春分の日)