- 発行日 :
- 自治体名 : 長崎県長崎市
- 広報紙名 : 広報ながさき 令和7年4月号 No.891
「野良猫が増えた」「猫が庭に入ってくる」といったことはありませんか。地域猫活動では、そんな困りごとを地域の皆さんと協力しながら解決します。人も猫も暮らしやすいまちを目指すために、地域猫活動を始めてみませんか。まずはご相談ください。
■地域猫活動とは
飼い主のいない猫による糞尿や鳴き声などの困りごとを、地域の住民の皆さんが主体となって解決する取り組みです。主に不妊去勢手術や長崎市が定めたルールに基づいた餌やり、トイレの管理などを行います。
繁殖しなくなるため、地域猫の数は減少に向かいます。
◆活動の流れ
(1)現状を調査する
お住まいの地域にいる野良猫の性別や数などのデータを集めます。
(2)地域で話し合う
調査の結果をもとに、猫を管理するルールや餌やり・トイレ当番などを決めます。
(3)不妊化手術を実施する
猫を捕獲して、不妊化手術を受けさせます。手術済みの雄猫は右耳に、雌猫は左耳に切れ込みが入ります。
(4)適切に管理をする
手術した猫を生息場所に戻し、一代限りの命を終えるまで餌やりや糞尿の清掃などを行います。
■野良猫の不妊化手術の助成
動物愛護管理センターには多くの野良猫が持ち込まれていて、その多くが生まれて間もない子猫です。命を救うため、また野良猫による被害を減らすため、野良猫に不妊去勢手術をする場合の費用を助成します。
対象:市内の野良猫
費用:(自己負担額)2,000円
申し込み:市ウェブサイト、地域センター・動物愛護管理センターにある申込書を提出
申込期間:5月1日(木)〜31日(土)
※窓口での提出は30日(金)まで
その他:書類審査や現地調査により7月下旬までに助成を決定。
決定前に手術をした場合は対象外。猫の保護と指定動物病院の予約・搬送は申請者が実施。申し込みは1世帯1回まで。
殺処分の数は平成25年度の1,992頭に対し、令和5年度は73頭と9割以上減りました。
問合せ:動物愛護管理センター
【電話】844-2961