くらし 西海国立公園指定70周年

西海国立公園が、1955(昭和30)年3月16日に国内で18番目の国立公園として指定を受け、今年で70周年を迎えます。
70年前、多くの困難を乗り越えた末に誕生し、地域の貴重な財産として守り、また、観光資源として活用してきました。
70周年の節目をきっかけとして、この美しい景観や景観の基礎となる地質・地形、その上で生を営む動植物や生態系、人の暮らしや歴史・文化の価値を再確認し、先人の努力と苦労に感謝しながら、未来へとつないでいきましょう。

■西海国立公園の特徴
「島と海、自然と文化のクルスロード」をキャッチフレーズに、佐世保の九十九島から生月・平戸島、そして五島列島へ続き、長崎県内4市2町にまたがる大小400余りの島々からなる多島海景観を特色とする公園です。
五島市では、西側が特別保護地区になっている嵯峨ノ島をはじめ、鬼岳、鐙瀬海岸、多郎島、大瀬崎、城岳(岐宿町)、高浜海岸、「旧五輪教会堂」がある五輪地区を含む久賀島の東海岸などが指定区域になっています。
※特別保護地区…国立公園の中で、特に厳重に景観の維持を図る必要がある場所です。西海国立公園内では、平戸市の黒子島、阿値賀島、礫岩(つぶていわ)そして嵯峨ノ島の4か所です。

■70周年記念ロゴマーク
指定70周年をお祝いし、国立公園の価値や魅力を再確認するとともに、保護と利用をさらに進めるため、ロゴマークが作成されました。各地の要素を四分割の落ち着いたデザインの中に取り入れています。
使用しているモチーフ:
・動物…ハチクマ、トビウオ
・植物…シマシャジン、ツバキ、ヒラドツツジ

ロゴマークの使用については本紙記載の二次元コードからご覧ください。
(環境省ホームページ)

■参加者募集
西海国立公園指定70周年記念 関係6市町合同清掃
鐙瀬溶岩海岸をみんなできれいにしよう
日時:3月16日(日)10時~12時
場所:鐙瀬ビジターセンター駐車場集合
内容:鐙瀬溶岩海岸の植物のお話しとゴミ拾い
申込方法:不要(当日、現地にお集まりください)
その他:動きやすい服装、滑りにくい靴でご参加ください。

参加者全員に西海国立公園指定70周年×ジオパークオリジナルデザインのハイチュウをプレゼント

問合せ:鐙瀬ビジターセンター
【電話】73-7222