くらし ☆認知症と共に生きる☆

■Vol.25 講座案内「認知症を正しく理解」
厚生労働省は、令和6年1月「認知症基本法」施行時に、65歳以上の5人に1人、約700万人が認知症になると予測しました。認知症は誰でもなる可能性のある脳の病気です。自分・家族・地域を含む「我がこと」として意識する必要があります。
市では「認知症サポーター養成講座(基礎編)」を平成20年から開始し、現在まで5,340人の市民が受講しています。この講座は認知症を正しく理解し、認知症の人とその家族のよき理解者や、応援者となるためのものです。
また、より認知症への理解を深めるために「ステップアップ講座」を令和3年度から開講しており、現在まで141人が受講しています。
こちらでは、認知症の種類・原因・症状や傾向に対応法を加え、認知症の人とその家族の支援についての具体例を学ぶことができます。
受講された有志が「五島チームオレンジ」を立ち上げ、認知症の方の支援につながる活動を開始しています。「てくてくパトロール」と名付けたこの活動は、チーム員が住む地域の独居高齢者宅を数人で訪問し、声かけを行う見守り声かけ運動です。
訪問された高齢者からは「久しぶりに人と会話した」と喜ばれており、訪問したチーム員もその様子に地域での支え合いの大切さを改めて実感しています。

問合せ:長寿介護課長寿支援班
【電話】72-6194