くらし 地域おこし協力隊通信vol.56

みなさんこんにちは!「協力隊てなんしょっと?」という声を聞き、協力隊通信として隊員の活動をお知らせしていきたいと思います。

こんにちは!ミヤマキリシマ調査員の山本です。今回は雲仙市の木「ヤマボウシ」のお話です。6月に雲仙の山々に咲いたヤマボウシの花は大変綺麗でした。ヤマボウシには2~3年周期で一斉に開花する年があり、今年がその当たり年だったようです。ヤマボウシという木は日本全国に広く分布しているのですが、実は雲仙のヤマボウシは日本でも最大級(もしかしたら最大?)の群落であり、吾妻岳・鳥甲山~田代原~九千部岳~吹越峠~国見岳・妙見岳斜面にかけて驚くほど高い密度で自生しています。特に、九千部岳の頂上周辺はこれらすべての場所を見渡すことができるおすすめのヤマボウシ展望スポットです。また、田代原キャンプ場には当たり年でなくても、毎年たくさんの花をつける木がありますので、機会があれば是非お越しください。
私の地域おこし協力隊としての任期は7月までなのですが、任期終了後も引き続き、ミヤマキリシマをはじめとした雲仙の自然資源の保全や観光活用に携わっていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。

文:雲仙市地域おこし協力隊
ミヤマキリシマ調査員(観光物産課)
山本 哲也

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