くらし 令和7年 巳年 謹賀新年 新年のごあいさつ

■安心、豊かさ、賑わいのある未来(まち)を目指して
南島原市長 松本政博

新年明けましておめでとうございます。
皆様におかれましては、健やかで希望に満ちた新年をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。旧年中は市政に対し、温かいご理解とご協力を賜り、深く感謝申し上げます。新年を迎えた今、私の目標である「安心して暮らせる未来(まち) 豊かさを感じられる未来(まち) 賑わいのある未来(まち)」を目指す、決意を新たにしたところです。
昨年は、能登半島地震など各地で大きな災害が発生した年でもあり、本市においても、大抜地区に大規模な地滑りが発生し、各関係機関と連携を取りながら、市民の安全を最優先に対応を行ったところです。改めて、災害は予告なく訪れるということを再認識し、避難訓練、防災講習の拡充、防災無線の機能向上に取り組み、防災体制の強化を図ったところです。
さて、本年は、私の目標の「要」となる年になります。
自転車歩行者専用道路は、本年で概ね整備が完了します。この道路完成は、市民の健康増進、新たな移動手段・通学・通勤、災害時の避難道路の確保、交流人口の拡大等、市政推進に大きく寄与するものになります。原城跡世界遺産センターは、本年に造成、建築、展示工事を実施し、地域活性化の核になる施設を目指します。
今まで取り組んでまいりました地元企業、農業、漁業、そうめん産業等の地場産業振興や、後継者対策、地場産品のブランド力の強化、空き家対策を絡めた移住施策、企業誘致等の各種施策を継続、拡充を行いながら、教育、福祉等においても、全ての人が、元気に安心して暮らせるよう、各世代で切れ目のない支援と環境整備の充実を行います。その他にも、高規格道路整備の要望の強化や、「島原天草長島連絡道路」の事業化への前進を図ります。
今後も、市民の皆様の声をお聴きしながら、本市の将来を見据え、効率的な自治体運営に努めてまいりますので、引き続き皆様方のご支援とご協力をお願い申し上げます。
本年が皆様にとりまして幸多き年になりますよう、心からお祈り申し上げ、新年の挨拶といたします。

■謹んで新年のご挨拶を申し上げます
南島原市議会議長 吉田幸一郎

新年明けましておめでとうございます。
市民の皆様には、令和7年の新年を健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。
日ごろより、議会運営並びに議会活動に対しまして、温かいご支援、ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
新しい年を迎え、議会の代表としてその責任の重さを改めて感じますとともに、本市の更なる発展に向けて、努力してまいりたいと決意を新たにしているところです。
さて、昨年10月に衆議院議員総選挙が行われましたが、今後の国の施策を注視しながら本市に適した事業を積極的に推進を図るとともに、昨年1月に発生した能登半島地震の教訓を踏まえ、半島にある本市においても、頻発化・激甚化する自然災害から市民を守るための国土強靭化について国に要望してまいります。
併せて、島原半島南部地域高規格道路建設促進特別委員会においては、島原構想路線である「島原天草長島連絡道路(深江町~口ノ津港間)」と雲仙市小浜町をつなぐ「島原半島西回り道路」の早期事業化に向け、国・県への要望活動を引き続き行ってまいります。
南島原市においては、レスリング競技の小川選手が全国高校総体優勝と全国高校選手権大会を制し、全国2冠と国民体育大会で3位となり、さらには吉田選手が全国中学生大会で優勝されるなど、本市にとって輝かしい出来事がありました。
また、市民の皆さまも御心配されております、サテライトオフィス等開設支援事業補助金につきましては、調査特別委員会において、引き続き調査を行い問題の解決に向けて取り組んでまいります。
そういった様々な状況を踏まえ、市民の皆様に寄り添い、信頼される、開かれた市議会となるように今後も努力を重ねてまいる所存でございます。
市民の皆様におかれましては、今年も変わらぬご理解とご協力を賜りますことを切にお願い申し上げます。
結びに、この一年が市民の皆様にとりまして、幸多き年となりますよう議員一同、心よりご祈念申し上げまして新年のご挨拶といたします。