くらし 消費者注意報

■太陽光発電システムの点検商法が急増!!点検が義務化されたなどと言われても安易に契約せず、まずは点検の要否を確認しましょう。
全国の消費生活センターには、「太陽光発電システムの無料点検をする」、「点検が義務化された」などと言われて、点検に応じたところ、太陽光パネルの洗浄等の契約を迫られたという相談が増えています。太陽光発電システムは、いわゆる「再エネ特措法」等に従い適切な維持管理が求められますが、点検義務は一律でなく利用する制度や出力等により異なります。「点検が義務化された」などと契約を迫る勧誘には注意が必要です。

◆事例
突然、事業者が訪問してきて「点検が義務化されたので無料点検する。パネルによる火災事故が起こっている。」と告げられ、屋根にドローンを飛ばして点検した。事業者は「サーモカメラで確認したところ赤くなっているので、今後、洗浄とコーティングが必要」と言われ高額な契約を結んでしまった。

◆消費者へのアドバイス
●事業者から「点検が義務化された」などと言われても安易に契約せず、まずは点検の要否を確認しましょう。
●もし、太陽光発電システムの点検やメンテナンスの契約をする場合は、その場で契約せずに複数社から見積もりをして検討しましょう。
●契約にあたっては交付される契約書面など大切に保管し、またどのような勧誘トークを受けて契約したかしっかりメモしておきましょう。

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・長与町消費生活相談窓口
【電話】095-883-1111(代表)
・長崎県消費生活センター
【電話】095-824-0999