健康 こんにちは保健師です

◆日本人は、座位時間が長い…?
座っていたり、横になっている状態のことを「座位行動」といいます。例えば、テレビやスマートフォンをみたり、デスクワーク、車や電車・バス移動で座っている等の行動です。1日の平均歩数は男女ともに減少傾向で、日本人の平日の座位時間は、世界的にみてかなり長い方です。
今年の厳しかった夏の暑さの影響もあり、思うように運動できなかったり、運動を中断したままの方、体を動かすことがおっくうになっている等、最近座りっぱなしの時間が長くなりすぎていませんか。
定期的な運動習慣の有無に関係なく、座位時間が長くなりすぎると、脂質異常症や高血圧症、糖尿病など健康に及ぼすリスクが高まったり、寿命が短くなるという報告もあります。
そこで、30分以上連続するような長時間の座位行動になるときは、中断すること(ブレイク30)も重要です。例えば、一度立ち上がって体操したり、違う階のトイレを利用したり、トイレのついでにスクワットしたり等、座りっぱなしの時間が長くなりすぎないように気を付けましょう。
身体活動には個人差がありますので、けがや体調に注意して無理のない強度・時間・頻度から始めることも重要です。
ちなみに、長崎県では11月の1か月間「市町対抗歩数競争」が実施されています。ぜひ長崎県健康づくりアプリ「歩こ~で!」をダウンロードして、歩いて健康もポイントもゲットしましょう。

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※二次元コードは本紙をご覧ください。