- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県玉名市
- 広報紙名 : 広報たまな 令和7年3月号
■文化財の保存や普及啓発活動が評価
令和6年度地域文化功労者
12月18日、大谷壽(おおたにひさし)さんが市長を訪問し「令和6年度地域文化功労者」として文化庁から表彰されたことを報告しました。大谷さんは、旧横島町教育長を務めながら『横島町史』の編纂に携わり、横島町文化財保存顕彰会会長就任後は、旧横島町の歴史を内外に広く伝えるための活動に奔走。特に、旧玉名干拓施設の保存活動に精力的に取り組み、国指定を目指す上での指導的な役割を果たしました。
■金属研究の発展に大きく貢献
令和6年度熊本県近代文化功労者
12月18日、五十嵐聖(いがらしひじり)さんが市長を訪問。伯父の五十嵐勇(いがらしいさむ)さん(故人)が「令和6年度熊本県近代文化功労者」として顕彰されたことを報告しました。五十嵐勇さんは玉名郡月瀬村(現玉名市溝上)出身。軽くて強いアルミニウム合金の「超々ジュラルミン」を開発し、これは零式艦上戦闘機の主翼の骨組み部分に使われました。終戦後は各地の大学で教授をつとめ、後進の育成に尽力。金属研究の発展に大きく貢献し、その功績は多大なものであると評価されました。
■タスキをつないでゴール
第21回天水町小学生駅伝大会(結果)
1月26日、第21回天水町小学生駅伝大会が開催されました。天水中学校をスタート・ゴールとするコースを9チームの小学生がタスキをつないで一生懸命走りました。
優勝:北横内・丸尾・横内・石橋・受免チーム
準優勝:本村チーム
3位:立花・米山チーム
■謎を解いてタマにゃんを発見
ひみつのたまなin天水
1月13日、天水町で「謎解きロゲイニングひみつのたまな」が開催されました。これは、タマにゃんが行方不明になるというストーリーの中で、参加者が謎を解きながらタマにゃんを見つけ出すミッションに挑戦するというもの。総勢150人が参加し、参加者は美しいみかん山などを巡りながら、天水町ゆかりの人物にちなんだ7つの謎解きに挑みました。
■新玉名駅北口側にビジネスホテル進出決定!
株式会社東横インと立地協定締結
2月5日、新玉名駅北口側にビジネスホテルの建設を予定する株式会社東横インとの立地協定締結式を執り行いました。新しいホテルの名称は「東横INN新玉名駅前」で10階建ての160室。今年8月に着工し、令和9年4月の開業を予定しています。また、新規で45人の雇用を見込んでいます。
今後、半導体生産の世界大手である台湾企業「TSMC」進出の効果により、観光やビジネスをはじめとする経済活動の活発化による交流人口の増加も見込まれます。そのような中での立地協定に対し、市長は「ビジネスユースの宿泊施設立地は切望していたところで、大変喜ばしいものです。地域経済の活性化に貢献いただけると確信しています」と述べました。
株式会社東横インの黒田麻衣子(くろだまいこ)代表執行役社長は「東横インのネットワークを活用することで玉名市を全国にPRできます。宿泊されるお客様には、近隣の飲食店に足を運び、地元の食材を楽しんでいただきたいと考えています。地元の雇用創出や地元食材の使用を通じ、地域社会と共存共栄していきたいです」と語りました。