子育て 海の向こうの子どもたちと同じ時間を共有したい

教育委員会では、子どもたちの国際化社会を生き抜く力の育成のため、台湾やスウェーデンとのオンライン交流事業を進めています。

■玉名ロータリークラブがオンライン機材を寄贈
2月12日、玉名ロータリークラブの深見京司(ふかみきょうじ)会長が、海外の子どもたちとのオンライン交流事業に必要なビデオカメラ、スイッチャーなどの機材を教育委員会に寄贈しました。
深見会長は、贈呈式の中で「今回贈呈したオンライン機材を市内の小中学校で積極的に活用し、児童生徒のグローバル人材の育成に役立ててほしい」と語りました。
贈呈された機材を活用することで、より多くの児童生徒が国際交流に参加し、自分たちの視野を広げ、国際感覚を身に付けることを期待しています。

■睦合小学校と精忠(せいちゅう)小学校(台湾)とのオンライン交流会を実施
2月14日、睦合小学校と台湾(嘉義(かぎ)市)の精忠小学校を結ぶオンライン交流会を行い、睦合小学校6年生の30人と精忠小学校5年生の17人が参加しました。
交流会では、睦合小学校の児童が日本の伝統行事「どんどや」の紹介や、日本で人気のアニメについてプレゼンテーションし、精忠小学校の児童から、嘉義市の名物料理「鶏めし」や観光名所についての紹介の後、11両校の子どもたちは互いの文化を交えたクイズを出題し合うなど、自分たちの地域や文化を紹介する素晴らしい機会となりました。
参加した睦合小学校の児童からは「台湾のいいところを知ることができて良かった」「玉名と睦合小学校のいいところを伝えることができて良かった」といった感想が寄せられ、交流が深まる意義ある時間となりました。