くらし たまなの話題(2)

■たまなで多文化共生交流
玉名国際交流協会が交流会を開催
3月16日、水本オレンジガーデン(天水地区)で玉名国際交流協会が交流会を開催。本市近郊に在住の10の国や地域(アメリカ、インドネシア、カンボジア、スイス、台湾、中国、フィリピン、ブラジル、ベトナム、ミャンマー)の外国人60人と日本人63人がバーベキューで交流を深めました。余興では各国のダンスや音楽で国や言語や文化を超えて盛り上がりました。参加者からは「良い交流会だった」「楽しかった。また参加したい」などの感想が聞かれました。

■岱明中学校校舎が完成しました
旧校舎ありがとうイベント
令和5年7月から建設を進めてきた岱明中学校の新校舎と武道場が完成。3月に引っ越しが完了し、新校舎で新入生を迎えることができました。新校舎は3階建て。廊下の腰壁をはじめとする内装や家具などの木質化を推進し、建物全体に木のぬくもりを感じることができるとともに、木材利用による建物への炭素固定、森林の循環によるCO2吸収の向上などの環境負荷低減を図っています。エレベーターや各階への多目的トイレの設置によりバリアフリーにも配慮された造りとなっています。
4月に解体作業に入った旧校舎は、これまで53年もの間中学生を育み送り出してくれました。3月29日には旧校舎に感謝の気持ちを表す「玉名市立岱明中学校旧校舎ありがとうイベント」を開催。旧校舎の解放や岱明町在住の書道家である徳村剛山(とくむらごうざん)さんの作品披露、吹奏楽部の演奏、旧校舎での全員で校歌斉唱、最後には正面玄関前でバルーンリリースや記念撮影が実施されました。

■ヒラメの稚魚を滑石共和海岸に放流
熊本県建設業協会玉名支部 地域貢献活動
4月18日、滑石共和海岸で熊本県建設業協会玉名支部が地域貢献活動「魚の放流」を行いました。この取り組みは同協会が地元漁協の協力の下、有明海の水産資源の回復を目的として平成21年度から実施しているもの。当日は関係者のほか、滑石保育園、玉水保育園の園児たち約40人が参加しました。この日用意された稚魚は約5千匹。園児たちはバケツを受け取ると、稚魚が大きくなって帰ってくることを願って放流しました。

■地域全体で取り組む子育て支援を目指して
令和6年度御下賜金伝達式(熊本県庁)
2月20日、熊本県庁で御下賜金(ごかしきん)伝達式が行われ、社会福祉法人敬愛福祉会理事長の小岱紫明(しょうだいしめい)さんが木村(きむら)知事からの伝達を受けました。御下賜金とは、天皇陛下から天皇誕生日に際し社会福祉事業奨励のため優良民間社会福祉施設・団体に対して都道府県知事・指定都市市長を通じ下賜されるもの。今年創立75周年を迎える敬愛福祉会。「食卓が家族を作り、家族と家族がつながり地域ができる」と語る小岱理事長。子どもの発達保障・家族支援・地域支援を目標とし、地域広報紙の発行を行うなど、保育園と地域の連携を大切に活動されています。

■金栗トロフィーを寄贈
第33回金栗記念選抜陸上中長距離大会
4月12日、熊本県民総合運動公園陸上競技場(えがお健康スタジアム)で開催された「第33回金栗記念選抜陸上中長距離大会」で、副市長が一般財団法人熊本陸上競技協会の河村邦比児(かわむらくにひこ)会長に金栗トロフィーを寄贈しました。本大会は「日本マラソンの父」と呼ばれる金栗四三(かなくりしそう)さんの功績をたたえ、その教えを広く伝えるとともに選手強化を目的に開催され、これまで日本陸上競技中長距離界の発展に大きく貢献しています。金栗トロフィーは本大会の最優秀選手賞として、女子800メートルで優勝した久保凛(くぼりん)選手に贈呈されました。

■花いっぱいの玉名に
農業クラブ「コスモス会」 プランター贈呈
4月4日、岱明町の農業者クラブ「コスモス会」前田和秀(まえだかずひで)会長が市役所にガザニア、サルビア、レゴニア、マリーゴールドなど春の季節の花を寄せ植えしたプランターを贈呈。この活動は今年で37年目で、前田会長は「このような活動を通じてもっと玉名の発展のために自分たちができることを増やしていきたい」と話しました。この日、同会は市役所のほか、市内の保育園、小中学校、老人ホーム、警察署など30カ所にプランターを贈りました。