文化 所有者、管理者を探しています

寛政(かんせい)4年(1792)4月1日、雲仙普賢岳(ふげんだけ)の火山活動に伴う眉山崩壊(まゆやまほうかい)によって引き起った大津波は、有明海沿岸で多大な被害をもたらしました。市内には扇崎千人塚供養塔(おうぎざきせんにんづかくようとう)など、この津波災害に伴う供養塔などが残されており、市指定文化財となっています。この度、調査によって玉名市滑石と小浜の墓地にも津波関連の墓碑(ぼひ)2基があることが分かりました。文化課ではこれらを市指定文化財にする方向で考えており、所有者または管理者を探しております。心当たりがある人は、12月末までに文化課へご連絡ください。

●本紙33ページ・写真(左)
場所:滑石字西原2020の墓地内
被葬者名:釈(しゃく)了西、釈尼(しゃくに)妙正
※俗名なし

●本紙33ページ・写真(右)
場所:小浜字中牟田812の墓地内
被葬者名:釈玄瑞
※俗名なし

*写真は本紙又はHPでご覧ください。

問合せ:文化課
【電話】75-1136