- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県玉名市
- 広報紙名 : 広報たまな 令和7年10月号
■災害に便乗した悪質商法に注意!
(安しんちゃん)今日、ニュースで「行政が個人宅に連絡をして義援金を集めることはありません。悪質商法に注意してください。」と言ってたんだけどどんな悪質商法があるの?
(タマにゃん)そうだにゃ。例えば自宅の固定電話や携帯電話に「行政が被災した地域に義援金、物資を送る為、集めている。自宅に訪問してよいか。」と電話が掛かってくるんだにゃ。行政が個人宅に連絡をして義援金を集めることはないから無視してすぐに電話を切るようにするにゃ!
(安しんちゃん)なるほど。個人宅に連絡をして義援金を集めることはないんだね。他にも、震災に便乗した悪質商法があるの?
(タマにゃん)あるにゃ!例えば…
見た目では自宅に被害はないが、訪問してきた工事業者に「このままでは危ないすぐに工事が必要だ」と言われた。保険金を使えばタダで住宅修理ができる」と言われたが本当か。などの相談が震災後は寄せられているにゃ。震災だけではなく、台風などの被害があった際は同じような事例の相談が多く寄せられているにゃ。
悪質商法にだまされないためには、住宅修理などに保険金が使えると勧誘をされてもその場ですぐに契約せず、複数の事業者から見積もりを取ったり、保険会社に相談したり慎重に対応することが必要だにゃ。
大雨などの自然災害の発生後は、家屋の修理などをはじめとして、災害に便乗し不安をあおるような悪質な商法が発生する場合がありますので、家族や周囲の人とも相談して、冷静に対応してください。
▼災害に便乗した悪質な勧誘・商法の例
▽家屋などの修理に関するトラブル
⇒見知らぬ業者が家を訪問し「後日行政から補助金が出るため、自己負担なしで修理できる」「保険金が使える」などと勧誘する。
⇒「早く工事(修理)を行わないと大変なことになる」と不安をあおる。
▽義援金(寄付)に関するトラブル
⇒行政機関の職員などと言って、義援金(寄付金)を集める。
▽その他
⇒「無料」「ボランティア」と言って家の片付けなどを行い、後から高額な代金を請求する。
⇒「補助金申請の代行をしてあげる」と言って、金銭を要求する。
◆POINT 消費者消費者への対応アドバイス
・勧誘されてもその場では契約せず、複数の事業者から見積もりを取ったり、周囲に相談したりした上で慎重に契約しましょう。警察に連絡しましょう。
・「訪問者が帰ってくれない」「事業者の対応に不安を感じる」ときなどは、すぐに
・さまざまな情報が出回りますが、直接公的機関に真偽を確認しましょう。
◆問い合わせ・相談は…
「困ったな」「不安だな」と思ったときは早めにご相談ください。
◇玉名市消費生活センター(くらしサポート課内)
【電話】75-1422
受付時間:月曜日~金曜日の午前9時~午後4時(来所の際は必ずお電話ください)
◇熊本県消費生活センター
【電話】096-383-0999
受付時間:月曜日~金曜日の午前9時~午後5時
◇消費者ホットライン
【電話】188(いやや) ※局番なし
受付時間:
月曜日~金曜日の午前9時~午後5時
土日祝の午前10時~午後4時
◇最寄りの警察署か警察安全相談
【電話】#9110または【電話】096-383-9110
受付時間:月曜日~金曜日の午前8時30分~午後5時