くらし 地域の皆さんと大学生と一緒に、 天水を盛り上げる! ー地域おこし協力隊 活動報告ー

地域おこし協力隊 中島健太(なかじまけんた)
玉名市の皆さん、こんにちは!地域おこし協力隊の中島です。
2023年8月に「天水地区の活性化」をミッションに地域おこし協力隊に着任し、早2年が経過しました。この間「大学連携」を軸に進めてきた私の活動について、11月号と12月号の2回にわたって報告します!

◆(01)9月12日天水地区フィールドワーク
昨年度に引き続き、本年度も9月12日に熊本県立大学「もやいすと(地域)ジュニア育成」(以下、もやいすと)のフィールドワークを天水地区で実施しました!もやいすとは、“地域づくりのキーパーソン”育成を目指す熊本県立大学の中核を成す教育プログラムです。当日は1年生85人が天水地区へ来訪し、3つのルートに分かれて活動しました!

◇01 仕事ルート(水本オレンジガーデンでのみかん農業体験)
午前:みかん農業を体験。収穫したみかんで生搾りジュースをいただきました!
午後:みかん農家の皆さんやIT企業QoQの社員の皆さんとグループワークを実施。

◇02 教育ルート(天水中学校合同プログラム)
午前:10人の「天水で熱い想いを持ち頑張る大人」の皆さんへのインタビューを実施。
午後:天水中学校との合同プログラムで、大人の皆さんの1分間紹介動画を制作。

◇03 生活ルート(天水福祉事業会「ちまのいすんて」での活動)
午前:「ちまのアトリエ」に参加し、保育園や施設の皆さんとアート制作。
午後:「ちまのいすんて」に携わる地域の皆さんとグループワークを実施。

◆(02)9月25日成果発表会と天水中3年生の大学見学
12日のフィールドワークの成果(地域課題とその解決策)を発表する場として成果発表会が開かれ、天水中学校3年生が熊本県立大学を訪問し、成果発表会に参加してきました!
その後、実際に大学の講義室で大学の先生による講義を受講したり、ロボットやドローンなどを研究する施設を見学したりしました。

◇2日間の活動を終えて…
活動に参加した学生の3組に、それぞれ感想を聞きました。
・(中学生)普段はあまり大人の話を聞く機会がなかったので、インタビューをして良い機会になった。天水で頑張る大人の話を聞いて、かっこいいと思った。
・(大学生)これまで天水町の存在を知らなかったが、フィールドワークで天水町という新しい魅力を発見できたのが良かった。
・(中学生)大学生のインタビューの中には知らないことがたくさんあり、新しい発見になった。
・(大学生)天水の中学生はみんなミカンが好きだということが印象的だった。
・(中学生)天水は熊本でも有名な町だと思っていたけれど、思っていたほど知名度がないのだと知り驚いた。

簡単ではありますが、熊本県立大学もやいすとの取り組みについて紹介しました。12月号では、熊本学園大学吉川ゼミと青山学院大学中邨ゼミと連携して取り組んでいる「天水みかんPRプロジェクト」についてご報告します!
私の活動や玉名・天水での日常はInstagramで発信しているので、ぜひフォローandいいねをよろしくお願いします!
今後もさらに活動の幅を広げていきたいと思いますので、連携のご相談などもぜひお気軽にご連絡ください!