くらし SDGs通信 vol.12 わたしたちにできること

市は令和3年5月に内閣府より「SDGs未来都市」に認定されました。持続可能な(住み続けられる)まちづくりに向けた市の取り組みや私たちができる身近なことについて、不定期で紹介します。


菊池農業高校SDGs研究班の竹資源を生かした活動が、(株)ドミノ・ピザ ジャパンの「産直ドミノ基金(R)アワード2024」で、全国35団体の応募の中から最高賞のCEO 特別賞を受賞しました。
同研究班は、これまでもさまざまな賞を受賞していて、高校生の活動が注目を集めています。

●菊池農業高校で授与式が行われました
5月23日に、菊池農業高校で「産直ドミノ基金(R)アワード2024」CEO特別賞の授与式が行われました。マーティン・スティーンクスCEOは「若い世代の人たちが関わる素晴らしい取り組み」と称賛。
生徒たちも「農業を通して地域が笑顔になれる社会を目指していきます」「タケノコを使ったピザ制作も行いたいです」と話しました。また、生徒たちは市役所を訪問し、市長へ受賞報告も行いました。(関連31ページ)



同研究班は「農・食・環境」をテーマに、放置竹林や竹害の解決に取り組んでいます。この活動は、学校で栽培するトウモロコシなどが野生生物に食べられてしまう農作物被害から始まりました。
手入れされなくなった竹林の荒廃が鳥獣被害の一因と分かり、地元のNPO 法人や行政、企業と連携して、放置竹林の整備や、伐採した竹の活用を進めています。門松や竹灯籠作りの他、タケノコレシピの開発や竹チップを使った段ボールコンポスト(生ゴミ堆肥)の研究など、多彩な取り組みを展開。今後は竹炭を土壌改良資材として活用する実証実験にも挑戦していく予定です。

・これまでに竹チップを使った段ボールコンポストのワークショップを開催してきました。商品化を目標に研究を重ねています

※(株)ドミノ・ピザ ジャパンでは、「ニッポンの生産者の今と未来を応援する」ことを目的に、「日本の農林水産業に関わる、今と未来の課題にチャレンジする、地域に根差した活動」に対して、表彰・支援金の授与を毎年行っています

■多国籍バンドが地域の夏祭りに出演
菊池国際交流協会の理事らが市内在住の外国人とバンドを結成し、8月17日に開催された高野瀬区の夏祭りのステージに出演しました。外国人が日本語で歌を3曲披露し、地域の皆さんと交流を深めました。バンドに参加したヘレナさん(インドネシア出身)は「楽しかったです。日本語をもっと勉強したいと思いました」と話しました。

■外国人(がいこくじん)の相談(そうだん)を受(う)け付(つ)け中(ちゅう)!
外国人住民(がいこくじんじゅうみん)の皆(みな)さんが、暮(く)らしの中(なか)で「分(わ)からないこと」や「困(こま)ったこと」などがあれば、気軽(きがる)に相談(そうだん)してください。相談(そうだん)は無料(むりょう)で、予約(よやく)はいりません。
日時:毎週(まいしゅう)火曜日(かようび) ※変更(へんこう)になる場合(ばあい)があります
午前(ごぜん)9時(じ)30分(ぷん)~午後(ごご)3時(じ)
場所:市役所(しやくしょ)本庁舎(ほんちょうしゃ)2階(かい)市長公室(しちょうこうしつ)(20番(ばん)窓口(まどぐち))
内容(ないよう):韓国語(かんこくご)と中国語(ちゅうごくご)を話(はな)せる人(ひと)がいます。その他(ほか)の言語(げんご)は翻訳機(ほんやくき)などを使(つか)う場合(ばあい)があります。

問い合わせ先:SDGs推進室
【電話】0968-41-4488