- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県宇土市
- 広報紙名 : 広報うと 令和7年8月号
■見直しましょうメディア漬け
乳幼児期は、心とからだの基礎作りの大切な時期です。自分を信じる気持ちや思いやり、体力・運動能力を育てるには、直接的に人と物にかかわることが欠かせません。
親も子どももメディア漬けになっていませんか?
■視力の発達に悪影響が…
乳幼児期は視力が発達する重要な時期です。
テレビやDVD、特にスマホ、タブレットなどの小さな平面画面を見る時間が長いと視力の発達を妨げます。日本の子どもたちの視力は、テレビやゲーム機の普及のあと、急速に悪化しています。
■幼児期に大切なこと
◇遊び 外遊びしていますか?
遊びは子どもの主食です。五感や体力を育て、毎日が新しい発見や体験の連続です。自然に触れてリアルの体験を!1日2時間以上の外遊びを推奨しています。
◇会話 会話を楽しんでいますか?
生活の中で言葉は育ちます。子どもの話をもっと聞いて、言葉のキャッチボールを!読み聞かせも積極的に。スクリーンタイムが増えると大切な親子の会話が減ってしまいます。
◇目 近い距離で画面を見ていませんか?
幼児期は目が育つ時期就学時の視力低下が深刻です!
「学校保健統計調査」(文部科学省)より
過剰なスクリーンタイムは近視をすすめ、スマホの小さい画面を見続けると内斜視になる危険があります。
スクリーンタイムについて
2歳未満:推奨されない
2歳~4歳:1日1時間未満
WHO「5歳未満の小児に関する運動・座位活動・睡眠に関するガイドライン」より
◇生活リズム 何時間眠れていますか?
規則正しく食べて十分な睡眠を!
「健康づくりのための睡眠ガイド2023」より
寝る前にスマホやタブレットを使うと眠れなくなります。
過剰なスクリーンタイムは睡眠障害を起こします。寝る時間を決め、寝る1時間前にはメディアの使用をおしまいにしましょう。
親子でスマホから離れた時間をつくりましょう!
大人のスマホ漬けは子どもの育ちを妨げます。
問合せ:健康づくり課 母子保健係
【電話】27-4428