くらし 村と人(143)

■可能性を狭めない
長崎 光(ながさき みつる)さん(中松二)
長崎光さんは中松二区出身。高校卒業まで南阿蘇で過ごされ、その後は福岡の専門学校へ進学。卒業後は福岡と大阪の整骨院で柔術整復師として勤務されてきました。今年、村に帰郷され、4月1日に、中松集学校内で治療院「グッドハンド」をオープン。全身もみほぐしや産後矯正、骨盤矯正などの治療を提供されています。
長崎さんが村で整骨院を開かれたきっかけは「高校生の頃に整骨院でお世話になって、柔術整復師を目指した。その頃から地元で開業することが目標で、村内の友人から村内に産後ケアのできる治療院がないと聞き、自分が治療院を開くことで忙しい人たちの可能性を狭めず、治療を提供していきたい」と考えられたためです。
お仕事については「ここではマンツーマンで患者さんを見ることができるので、患者さん自身でも気付かないような不調を見つけることができる」と話される長崎さん。最後に今後の目標として、「老若男女かかわらず多くの人を助けられる駆け込み寺のような場所になること」と話されました。これから長崎さんの治療で皆さんを癒していきます。