くらし 〔図書だより〕岩野公民館図書室より 今月の新刊を紹介します!

■それよりこわい(著者:村中 季衣/近藤薫美子)
学校の帰り道、2人の男の子が「こわいもの」を言い合っています。病院の屋上。ドアが開かないエレベーター。それよりもっと怖いのはー?
自分の頭の中にあるものが一番怖い。想像力を刺激する絵本です。

■カーテンコール(著者:筒井 康隆)
筒井文学の主要登場人物が打ち揃う「プレイバック」をはじめ、巨匠がこれまで蓄積した技倆と思索の全てを注いだ痙攣的笑い、恐怖とドタバタ、胸えぐる感涙いつかの夢のごとき抒情などが横溢する圧倒的傑作掌編小説集爆誕!

■退屈くらいがちょうどいい(著者:米川 清)
今日は何しよう?年をとるにつれ増していく退屈な時間。そんなひとときも案外悪くないもの。本書は、映画・ドラマ・音楽・本・お酒・料理・四季の風景・ふとしたことで思い出す昔の話など、いろんな「好き」や「嫌い」を一冊に詰め込んだ、ブログから生まれたエッセーです。

■面白すぎて時間を忘れる 雑草のふしぎ(著者:稲垣 栄洋)
踏まれてみたり、寄生したり、あえて枯れてみたり…どんな雑草もボーッと生えているわけじゃない!雑草たちのバラエティーに富んだ命をつなぐための「知的なたくらみ」をユーモアと愛情あふれる文章で紹介する本。

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