くらし 〔図書だより〕岩野公民館図書室より 今月の新刊を紹介します!

■ほしとそらのしたで(著者:矢崎 節夫)
「第12回赤い鳥文学賞」を1982年に受賞した「ほしとそらのしたで」が受賞40年の節目に装い新たに復刊!
星と空をテーマにした美しい短編集。思いやりの気持ちと小さな幸せが詰まった心あたたまる1冊です。
小学校低学年の子どもたちが初めてふれる読み物にぴったり!

■椿宿の辺りに(著者:梨木 香歩)
三十肩とうつに悩まされている皮膚科学研究員の山幸彦、ふたごの鍼灸師のすすめで祖先の地、椿宿に向かう。山幸彦は、そこで屋敷と土地の歴史、自らの名前の由来を知り…。
入りくんだ痛みとは何かを問う傑作長編。

■老いはヤケクソ(著者:佐藤 愛子)
大ヒットを記録した映画「九十歳。何がめでたい」の映画製作の裏側をはじめ、100歳を迎えた佐藤愛子先生のヤケクソな老いの日常や感慨。
残しておきたい思い出のインタビュー、佐藤藍子を彩る家族や相棒たちを語ったエッセイ。過去の受賞作や物書きとしての境地などを収録。一冊に佐藤愛子の愛すべき世界が広がります。

■僕には鳥の言葉がわかる(著者:鈴木 俊貴)
古代ギリシャの時代から現代まで、言葉を持つのは人間だけだと決めつけられてきた。しかし、シジュウカラたちは、それが間違いであることを教えてくれた。
人間には人間の言葉があるように、鳥には鳥の言葉がある。シジュウカラは言葉を使って文を作る。世界を驚かせた研究者が綴る大発見に至るまでの鳥愛あふれる研究の日々。

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