くらし 令和2年7月豪雨から5年 村長メッセージ

令和2年7月豪雨災害から5年、村民の皆様や関係者の皆様にご協力いただき復旧期から復興期に入り創造的復興を目指し新たな取組みを進めております。
令和2年7月3日から4日にかけて降り続いた大雨により、本村において河川の氾濫などにより住家など含めた建物404棟、村道56箇所、林道59箇所、橋りょう2橋、農地(水稲・葉タバコ・施設園芸作物等)浸水110ha、農業機械、農業用施設(用水路等)、水産業施設、福祉施設(保育園等)、学校施設、上下水道施設、消防団施設、山腹崩壊等において甚大な被害を受けました。
しかしながら、地域住民の皆様や消防団員の避難の呼びかけなどの尽力により、人的被害がなかったことが誇りです。
災害後は復興計画に基づき、被災者の生活再建の一環として、木造仮設住宅を村有住宅へ活用・災害公営住宅の整備、浸水被害の大きかった地域の安心安全な避難場所の確保として、永江・十島・新村・中央・平原地区に避難地(復興まちづくり支援施設)と避難路の整備、今年度完了した新村橋の復旧事業などを皆様のご協力を得てスピード感をもって各種取組みを進めてまいりました。なお、村の復興むらづくり計画などに基づき、令和4年10月に熊本県へ提案した「相良村の振興策(190項目)」について、今年5月に木村熊本県知事から進捗状況や今年度に実施される14億5千万円の各種事業計画などの説明がありました。村としては、引き続き村民の皆様や関係機関等と連携し、目に見える形で取組みを進めてまいりますので、ご支援ご協力いただきますようお願いいたします。
相良村長 吉松啓一