- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県球磨村
- 広報紙名 : 広報くまむら 2025年3月号
■林野火災について
国内における林野火災は、例年、春に多く発生しています。春に林野火災が多いのは、枯葉が地上に積もり、下草も枯れているうえ、降水量も少なく、空気が乾燥し、強風が吹くなど林野火災が発生しやすい気象条件となっており、さらに、この時期になると火入れが行われ、また、山菜採りや森林レクリエーションなどにより入山者が増えることによるものと考えられています。
春先になり、村でも農作業の合間に「たき火」をしている光景を見かけるようになりました。火災が起こりやすい場所では、たき火をしないようにしましょう。
村では、2018年10月に三カ浦で林野火災が発生しました。当時、球磨村消防団や人吉下球磨消防署員の皆さんの懸命な地上消火活動により、火災発生から約24時間後に鎮圧することができました。
空気が乾燥する季節になってきました。林野火災を予防するために注意することは、
・枯れ草などのある火災が起きやすい場所では、たき火をしないこと
・たき火など、火気の使用中はその場を離れず、使用後は完全に消火すること
・強風時や乾燥時には、たき火、火入れをしないこと
・火入れを行う際、消防署などの許可を必ず受けること
・たばこは指定された場所で、喫煙すること
・火遊びはしないこと
などが挙げられます。林野火災では長い年月をかけて育てた財産のみならず、人命までも失われる可能性があります。村民の皆さんのご協力をお願いします。
問い合わせ:総務課 防災係
【電話】32-1138