子育て 第1回 球磨清流学園卒業証書授与式

■学んできたことや感謝を忘れず、成長していきます
球磨清流学園第1回卒業証書授与式が3月9日、同校の体育館で開催され、球磨清流学園最初の卒業生16人が思い出がたくさん詰まった学び舎を巣立ちました。
卒業証書は、村山茂(むらやましげる)校長から卒業生一人一人に手渡されました。村山校長は「夢や目標を言うことは簡単で、行動に移すことに意味があります。失敗したり壁にぶつかることがあるかもしれません。失敗を恐れず、何事にも果敢に挑戦してほしいと思います。元プロ野球選手のイチローさんは『壁はできる人にしかやってこない。超えられる可能性がある人にしかやってこない。だから壁があるときはチャンスだと思っている。苦しいこともポジティブに捉えるよう努力している』と話されています。皆さんもそういう生き方をしてほしいです」と卒業生へはなむけの言葉を送りました。
卒業生を代表し、水篠聖良(みずしのせいら)さんが学校生活の思い出とともに「球磨清流学園の第1期生として、自分たちの足で新たな道を進んでいきます。その中で、これまで学んできたことや今まで支えてくださった方々への感謝の気持ちを忘れず、どんな困難にも前向きに取り組み、さらに自分自身を成長させていきます」と答辞を述べ、家族や先生、地域の皆さん、在校生、友への感謝を伝えました。
式を終えた卒業生たちは、希望に満ちた表情を浮かべていました。