- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県球磨村
- 広報紙名 : 広報くまむら 2025年4月号
■沖鶴橋の完成式
3月16日、令和2年7月豪雨で被災した沖鶴橋の新橋架替完成式が沖鶴橋右岸で開催され、国・県・村の関係者や地域住民などが出席しました。銘板は、地元の人たちに愛着を持ってもらうおうと、球磨清流学園の児童生徒4人が書きました。
式典は、オープニングセレモニーで渡保育園がよっちょれ踊りなどを披露し、国土交通省九州地方整備局の森田康夫(もりたやすお)局長は「沖鶴橋完成により、寸断された村道沖鶴線の機能が回復し、被災以来、大幅な迂回を強いられていた三ケ浦地区や渡地区などの生活再建にも大きく寄与するものと期待しています」と式辞を述べ、来賓や園児、関係者でテープカットを行いました。また、式典の最後には参加者全員で通り初めをし、同日から車での通行もできるようになりました。
◆完成までの経緯
○令和2年
7月4日 沖鶴橋流失
7月22日 国の権限代行による災害復旧事業に着手
○令和4年
5月31日 沖鶴橋流失橋撤去完了
12月4日 坂本橋・鎌瀬橋・大瀬橋・松本橋・沖鶴橋着工式
○令和6年
6月5日 沖鶴橋上部工架設着手
○令和7年
3月16日 沖鶴橋完成(橋長182m、幅員5m)
問い合わせ:建設課 復興整備係
【電話】32-1116
■球磨村神瀬地区小規模地区改良事業竣工式
3月16日、球磨村神瀬地区小規模地区改良事業竣工式を神瀬久保鶴団地跡地で開催し、国・県・村の関係者や地域住民など約40人が出席しました。この事業は、災害によって住宅を失われた神瀬地区の被災者のため、中心部に小規模改良住宅整備事業制度を活用して村有住宅「神瀬団地」と公園を整備したものです。松谷村長は「小規模改良住宅7戸と緑地、広場などの整備を進めてきました。この住宅が、入居者にとって生活の場であるだけでなく、安らぎやくつろぎの場になることを願っています」と式辞を述べました。
問い合わせ:総務課 管財係
【電話】32-1111
■球磨村復興ボランティアセンターが閉所します
令和2年7月豪雨災害発生後、ボランティアを希望する人(団体)とボランティアを必要とする人(団体)を結び、ボランティア活動の推進を図ってきた「球磨村災害ボランティアセンター」が3月31日に閉所します。全国各地から、ボランティアに来ていただいた皆さん、ありがとうございました。
○活動記録
令和2年7月10日 人吉市と合同で災害ボランティアセンターを設置
10月20日 球磨村災害ボランティアセンター単独運営
令和3年4月1日 球磨村復興ボランティアセンターに名称変更
(2月末時点)
問い合わせ:球磨村社会福祉協議会
【電話】32-0022