くらし 球磨村のわだい

■手作りの灯籠が明るく灯る
くまむら灯籠祭
2月22日、さんがうら運営委員会主催のくまむら灯籠祭が田舎の体験交流館さんがうらで開催されました。ことしの竹灯籠は、渡・こがね保育園の園児や来場者が作った灯籠などが飾られており、会場は優しい明かりに包まれていました。また、ジビエや一勝地赤豚を使った豚汁、カレー、揚げパンなどのバザーもあり、多くの来場者は地元の食を楽しみました。

■豪雨災害後からの活動報告
地域福祉フォーラム
3月1日、球磨村社会福祉協議会主催の地域福祉フォーラムが、石の交流館やまなみで開催されました。豪雨災害後から球磨村サテライトや災害ボランティアセンターの運営支援などを行ってている、NPO法人バルビーの中村聖悟(なかむらしょうご)さんと岳中美江(たけなかみえ)さんが「NPOによる被災地支援~令和2年7月豪雨、能登半島地震の教訓から~」をテーマに、災害時の連携について報告しました。

■やりたい仕事に就くために
球磨清流学園8年生立志式
2月25日、球磨清流学園の8年生の立志式が南校舎体育館で行われ、ジョブカフェ球磨ブランチの豊永(とよなが)就労支援員が「未来を生きる君たちへ」をテーマに講演しました。生徒たちに「将来について家族と話す、自分のことをよく知る、どんな仕事があるのか知ることを今のうちにしてほしい」と伝えました。また、講演後には生徒がこれからの目標を保護者の前で誓いました。

■用水路清掃で営農再開支援
地ノ内水路清掃作業
3月2日と9日に、令和2年7月豪雨で被災した地ノ内水路の農地復旧に伴い、地域住民や消防団第1分団・2分団、建友会など延べ101人が集まり、用水路の清掃作業が行われました。
一王子団地に隣接する尾緑農地1.4haは、遊水地整備予定地農地の代替地として整備され、営農希望者は5年ぶりに米作りを再開します。

■小さな防火隊が「火の用心」
こがね保育園防火パレード
3月7日、こがね保育園の園児が春の火災予防運動に合わせ、防火パレードを行いました。
役場を訪れた園児は、「火の用心」と書かれたポスターやマグネットを総務課山口智幸(やまぐちともゆき)課長補佐に手渡しました。今の時期は空気が乾燥しており、火災が発生しやすくなっています。安全・安心に暮らすことができるよう、防火の意識を高め、火災発生を予防しましょう。

■村山さんが村長を表敬訪問
立位テニスPST-2 国内ランキング1位報告
3月14日、村山巧弥(むらやまこうや)さん(毎床班出身)が、立位テニスPST-2国内ランキング1位(1月末時点)を村長に報告しました。村山さんは「『やらない後悔よりやる後悔』で今後も良い報告ができるように練習し覚悟を持って挑戦していきたいです。また、様々な形で地域貢献もしていきたいです」と話しました。また、同日に熊本県庁で熊本県障がい者夢応援表彰を受賞しました。

■人吉球磨における「事業継承等に係る広域連携支援に関する協定」を締結しました
3月3日、熊本県球磨地域振興局と人吉球磨地域の自治体や商工団体、農林畜産業団体、事業承継などに関する支援機関、民間企業、報道機関などの22団体で、連携協定を締結しました。
若者が「残り、集う」持続可能な地域の実現に向けて、本協定に基づき、広域的な支援連携体制の構築や、事業承継の機運醸成など、各団体が協力し、地域一丸となって、取り組みを進めていきます。
この協定は、人吉球磨の10市町村や、商工団体、当地域の主要産業である農林畜産業団体から金融機関まで、地域・分野ともに広範囲の団体が一堂に会していることが最大の特徴です。全国的にみても参加団体数は最大規模です。それぞれの強みと経験を生かし、相互に連携・協力することで、事業承継に関する課題解決を目指します。

○連携内容
1.事業承継や創業に関する意識啓発、支援制度などの周知、情報共有に関する事項
2.個人事業主を含む中小企業、団体などからの事業承継に伴う相談に関する事項
3.人材(次世代経営者を含む)の育成に関する事項
4.その他、目的を達成するために必要な事項

問い合わせ:熊本県県南広域本部球磨地域振興局 総務振興課
【電話】24-4113