くらし 球磨村のわだい

■脱炭素社会の実現に向けて
地域脱炭素に関する連携協定
5月27日、球磨村及と株式会社球磨村森電力、千葉県匝瑳(そうさ)市、匝瑳みらい株式会社の4者による地域脱炭素に向けた連携協定式が匝瑳市で行われました。
この協定は、脱炭素社会の実現性をより高め、推進していくことを目的としており、互いにもつ知識や情報、技術などを共有していきます。

■万一の事態に備えた訓練
球磨村消防団夏季訓練
6月1日、消防団夏季訓練が球磨清流学園南運動場および球磨清流学園南屋内運動場の多目的ホールで行われ、村内6分団の消防団員など76人が参加しました。
訓練では、人吉下球磨消防組合中央消防署西分署の指導を受けながら、ポンプ中継訓練、救命訓練、行方不明者捜索活動についての座学研修を行い、梅雨時期における防災活動の意識を高めました。

■復興のシンボルになる大きなひまわりに
はるかのひまわり種まき
5月27日、旧渡小学校の花壇で小川老人会と球磨清流学園の1年生が「はるかのひまわり」の種まきをしました。昨年育ててできたひまわりの種を、一つずつ心を込めてまきました。
参加した1年生は「種まきは楽しかった」「種をまけてうれしかった」「大きくなってほしい」と話していました。

■税金の使い道を知る 租税教室
6月3日、球磨清流学園6年生16人を対象とした租税教室を開催し、クイズやDVDなどを通じて身近な税金について理解を深めました。税務住民課の那良昴(ならすばる)主事が税金の種類や税金の使い道、村の予算などについて説明しました。
児童は、「1億円のケースが思っていたより重かった」「誰が税金をつくったのか知りたい」と話していました。

■村の防災を考える 球磨村防災会議
6月3日、球磨村防災会議を石の交流館やまなみで行い、関係機関や団体など約30人が出席しました。
令和7年度球磨村地域防災計画には、渡の指定緊急避難場所の変更など、前年度の課題を踏まえて追加・修正した取り組みを反映しています。詳細は、今後掲載予定の球磨村公式ウェブサイトでご確認ください。

■親子で森の大切さを学ぶ こがね保育園森林教室
6月7日、森林教室がこがね保育園で行われ、園児や学童、保護者など約50人が参加しました。
産業振興課による、絵本「森のおくりもの」の読み聞かせで森の大切さを学び、その後、親子で木のてるてるぼうず作りを行いました。参加者たちは、木の香りを感じながら、親子で協力し、工夫した装飾で素敵な作品を作りました。

■梨づくりの魅力体験 一勝地梨の袋かけ
6月4日、一勝地梨の袋かけ体験が毎床地区で行われ、球磨清流学園6年生16人が参加しました。
児童たちは、一勝地果実協働組合の組合員の協力のもと、毎床智和(まいとこともかず)さんが経営する梨園で体験を行いました。袋かけは果実の傷や病気を防ぐのが目的で、まだ小さな梨の果実を、落とさないように優しく丁寧に包んでいました。参加した児童は「こつをつかんだら楽しかった」と話していました。

■田植え体験で農業に触れる さんがうら田植え体験
6月8日、田植え体験が田舎の体験交流館さんがうら前の学校田で行われ、球磨清流学園5年生と家族、一般参加など23人が参加しました。
参加者たちは、昔ながらの手作業と人海戦術で約3アールにヒノヒカリの植え付けを体験しました。
児童は10月に行われる稲刈り体験にも参加し、新米での調理実習も行う予定です。

■球磨村の魅力発信 全日本スーパーフォーミュラ
5月17日~18日、全日本スーパーフォーミュラが大分県日田市のオートポリスで開催され、村のマスコットキャラクター球磨太郎(くまんたろう)が球磨村PRのため参加しました。
スーパーフォーミュラとは、日本国内で行われる最高峰のカーレースシリーズで、当日は九州各地から集まったキャラクターたちと一緒に、13,800人の来場者を盛り上げました。来場者からは「球磨村の復興をこれからも応援しています」や「またラフティングを体験しに行きます」、「一勝地梨が大好きです」などの、応援メッセージをいただきました。
参加した球磨太郎は「球磨村のことを初めて知った人も多かった」「これからも村のファンを増やすために一生懸命取り組んでいきたい」と次のイベントが待ち遠しい様子でした。