- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県球磨村
- 広報紙名 : 広報くまむら 2025年10月号
■災害はいつ・何処で発生しても不思議ではない
日本は災害大国です。
平成から令和にかけて、36年間で発生した主な自然災害は資料のとおりです。平成3年に発生した雲仙・普賢岳大火砕流、平成23年に発生した東日本大震災、令和2年7月に発生した熊本豪雨(令和2年7月豪雨)など、自然災害の形態は、地震、津波、梅雨前線、台風及び火山等様々であり、発生した時期及び時間帯も様々です。自然災害はいつ・何処で発生しても不思議ではないのです。
資料に示す主な自然災害の死者・行方不明者の総数は、30665人であり、人吉市の人口を上回ります。近い将来予想される南海トラフ巨大地震の死者数は最悪で32万人超えと予想されています。平成7年に発生した阪神・淡路大震災では、自助・共助の重要性を再認識する等、防災対策向上の契機となりました。毎年、日本のどこかで人的被害が発生し、想定外という言葉を耳にします。
今年、熊本県は、8月10日から11日にかけて発生した特別警報クラスの大雨で甚大な被害を受けました。
私たちは、災害大国に住んでおり、常に、自然災害と隣り合わせに生活していることを忘れてはいけません。このことを念頭におき、常に、備えを怠らないよう心がけましょう。

