- 発行日 :
- 自治体名 : 宮崎県都城市
- 広報紙名 : 広報都城 令和7年7月号
犯罪や非行をした人の社会復帰を支える保護司。国の委嘱を受け、全国で4万6千人、都城地区では86人が立ち直りの支援に取り組んでいます。
■保護司とは
犯罪や非行をした人の立ち直りを地域で支えるボランティアです。主に次の活動を行います。
・面接や訪問を通じて見守ったり、相談に応じて助言を行ったりする保護観察など
・刑務所や少年院に収容中の人が、退所後スムーズに社会復帰するための環境整備や、犯罪防止のための啓発活動
■社会を明るくする運動
保護司の犯罪予防啓発活動の一つである「社会を明るくする運動」。全ての国民が犯罪や非行の防止と罪を犯した人らの更生について理解を深め、非行のない明るい社会を築こうとする全国的な運動です。毎年7月を運動の強化月間に定め、普及啓発に努めています。
◆一人も取り残さない!
都城地区保護司会 協力組織部会長 吉国広子さん
刑務所などを退所する人の社会復帰には就労が重要です。現在、管内42事業所に「協力雇用主」として協力いただいています。協力雇用主とは、刑事施設出所者の雇用意思を持ち保護観察所に登録した事業主です。
全国的に保護司の高齢化が進んでいます。地域の安全と出所者などの再出発を支える大切な役割を担う保護司の新たな担い手が必要です。活動に関心がある人は、問い合わせください。
問合せ:都城地区保護司会
【電話】36-5105
問い合わせ:福祉課
【電話】36-8711