くらし 8月は自治会加入強化月間です 地域のつながりを大切に(1)
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- 発行日 :
- 自治体名 : 宮崎県えびの市
- 広報紙名 : 広報えびの 令和7年7月号
自治会は、私たちの生活でもっとも身近な組織です。より快適で住みよい環境にするために、一人一人が自分たちの地域のことを考え、地域で協力し合い、さまざまな活動を行っています。
市では、皆さんが安心安全な地域生活を送ることができるよう、自治会への加入を推進しています。大規模災害時は、市や消防などの「公助」では対応しきれず、自治会などの地域で行う「共助」が重要になります。いざという時、頼りになるのは自治会です。
市では、地域づくりの中心的な役割を果たす自治会への加入率を高め、地域住民が安心安全に暮らせる地域自治を進展させるために、8月を自治会加入強化月間としています。この機会に、自治会について知り、地域の一員として住みよい地域づくりに参加し、自分たちの地域を自分たちで守りましょう。
■「自分のため」と「みんなのため」
安全な公園、地域イベントの計画、夜道を照らす防犯灯や安全確認のためのカーブミラー設置の要望など、自治会の活動は暮らしていく上でみんなに関係があります。
自分にとっていい町は、みんなにとってもいい町です。「自分のため」と「みんなのため」が重なるところ、それが「自治会」です。
■無理のない関係を築きましょう
日頃から、自治会の交流やイベントを通じて、地域の絆や連帯感を高めましょう。一方で、「一人の方が気楽」という人も大勢います。世の中にはいろんな人がいることを認め合い、「深い関わりでなくても構いません。顔見知りになるだけでも十分です」と、お互いに無理のない関係を築きましょう。
■高齢だからこそ地域とつながりましょう
「もう高齢だから、自治会活動に協力できない」、「もう役ができないから、自治会をやめたい」など、年齢を重ねるにつれて、心や体の調子、将来のことに不安を抱える人も増えてきます。そんな今だからこそ、地域のつながりが、心の支えになります。
例えば、災害が起きた時、避難するために誰かの助けが必要になることがあります。家族が近くにいるとは限りません。身近な人同士の支え合いは、いざという時の心のよりどころになります。
これまで地域のためにさまざまな役割を担ってきた人たちにとって、自分ができないことが歯がゆいかもしれません。しかし、役目から離れても、地域の子どもたちにとって、「知っている人」の存在は大きな安心につながります。
日頃のささやかなご近所付き合いは、「自分のため」でもあり「みんなのため」でもあるのです。共に過ごし、見守り合うまちにしていきましょう。
■自治会への加入方法
次の(1)~(3)のいずれかの方法で加入できます。
(1)お住まいの地区の自治会長に直接連絡する
※自分の居住する地区の自治会長の連絡先などが分からないときは、市民協働課にお問い合わせください。
※転入・転居届を提出した場合は、市役所窓口で自治会加入申込書を配布します。
(2)「加入申込書」をお住まいの自治会の自治会長に提出する
※申込書は市役所窓口で配布しているほか、市ホームページからダウンロードできます。
(3)「自治会加入申し込みフォーム」から必要な情報を入力し、申請する
※申請後、市がお住まいの地区の自治会長に連絡します。その後、自治会長から加入の手続きについて直接連絡があります。
地域の一員として、協力し合い、助け合いながら、住みよいまちづくりを進めていきましょう!