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■水道供給に多大な貢献
水道関係功労者表彰
2月3日、都城保健所で、令和6年度水道関係功労者表彰が行われ、長田在住の兒玉千代美(こだまちよみ)さんが保健所長表彰を受賞しました。
この表彰は、水道行政に対する協力など特に顕著な功績のあった個人・団体を表彰するものです。
今回表彰を受けた兒玉さんは、10年以上、町上水道水質検査員として、毎日、自宅で最初に使用する水道水の塩素濃度を計測する業務を担い、本町水道行政に大きく貢献しました。

「10年経つのは早く、毎朝の日課と思って検査を行ってきました。家族の協力もあって続けることができました」
受賞者 兒玉千代美(こだまちよみ)さん(長田在住)

■町に多額の寄附 (株)九南
企業版ふるさと納税感謝状贈呈式
2月6日、町役場で、「企業版ふるさと納税感謝状贈呈式」を開催しました。
今回、企業版ふるさと納税で本町に寄附を行ったのは、株式会社九南(黒川浩之(くろかわひろゆき)社長)です。
同社は、町地域再生計画で掲げている「しごとを元気にし、若者が安心してはたらける『みまた』をつくる事業」に貢献したいと、昨年12月に寄附を行いました。
贈呈式で町長は「町では、中小企業振興基本条例の制定を検討するなど、地域企業振興に向けた検討を進めています。そのような中、寄附をいただき非常にありがたいです。有効に使わせていただきます」と述べ、感謝の意を表しました。

■都城東高校野球部
韓国・成均館(ソンギュンガン)大学野球部と交流
2月14日、都城東高校で、同校野球部と韓国・成均館(ソンギュンガン)大学野球部が練習試合を行いました。同大野球部は、2月1日から11日まで、旭ヶ丘運動公園野球場でキャンプを実施しました。

「宮崎に来て一番いい天気の日に三股に来ることができました。来年もぜひ来たいと思います」
成均館大学野球部監督 イ・ヨンスさん

「都城東高は練習でも全力で、見習うべきと感じました。また、投手のコントロールが素晴らしかったです」
成均館大学野球部主将 チョ・ヨン・チュンさん

「成均館大のプレッシャーに圧倒されました。格、質の違いを感じました」
都城東高校野球部主将 下原奨桜(しもはらしょうおう)さん
(注)都城東高等学校は、4月1日から「櫻美(おうび)学園高等学校」に校名を変更しました。

■緑・水・生命とのふれあいを
みどり保育園に新施設
2月18日、認定こども園みどり保育園(平川達郎(ひらかわたつろう)園長・73人)で、遊具・ビオトープ竣工式が行われました。
この施設は、都市緑化機構、第一生命財団主催の「第35回緑の環境プラン大賞」のポケットガーデン部門において、国土交通大臣賞、第一生命財団賞に次ぐコミュニティ大賞を受賞した施設です。
竣工式では、園児たちがビオトープにヤマトヌマエビ、ドジョウやタニシを放流。新施設の完成に、園児たちは笑顔に溢れていました。

「ビオトープでは、お水もエビもきれいでした。これからいっぱい遊びたいです」
みどり保育園園児 南 絢心(みなみけんしん)さん

■他の模範となる児童生徒を表彰
善行児童・生徒表彰式
2月26日、町教育委員会は「三股町教育委員会善行児童・生徒表彰式」を開催しました。
これは、児童生徒の善行活動を表彰することで、受賞者の励みとなり、善行が広がることを期待して表彰するものです。今年の受賞者は次のとおりです。
※詳しくは本紙をご覧ください。

「受賞できてうれしかったです。これからも大きな声であいさつをして、ほかの人の模範になるような行動をしていきたいです」
受賞者 竹田諒祐(たけだりょうすけ)さん(宮村小6年)

■ごったん製作の上牧正輝(かみまきまさき)さん
宮崎県伝統工芸士に認定
餅原地区でごったんを製作している上牧正輝さんが「宮崎県伝統工芸士」に認定され、2月27日、木佐貫町長を表敬訪問しました。
上牧さんは、平成16年に美木工房の故黒木俊美(くろきとしみ)氏(平成19年に伝統工芸士に認定)に弟子入りし、平成28年に同工房を継承。
令和5年から地域おこし協力隊(当時)の江森聡(えもりさとし)氏らと「みまたんゴッタンプロジェクト」を立ち上げ、次世代へのごったん普及ため、精力的に活動してきました。

「先代の故・黒木師匠の思いに応えることができました。職人として一つステップアップでき、今後はごったんがより身近な楽器になるように活動していきたいです」
美木工房 上牧正輝(かみまきまさき)さん(餅原在住)