- 発行日 :
- 自治体名 : 宮崎県美郷町
- 広報紙名 : 広報みさと 2025年3月号
■西郷病院総看護師長の美麻です。今回は「睡眠時無呼吸症候群」についてお話しします。
皆さん、睡眠時無呼吸症候群という病気をご存じですか。睡眠中に空気の通り道が狭くなり、無呼吸と大きないびきを繰り返す病気です。
原因として肥満、顎が小さい、扁桃が大きい、慢性的な鼻炎などがありますが、そのうち肥満が原因となっていることが多いようです。
◇症状として下記のようなものがあります。
・毎晩大きないびきや呼吸が止まっていると指摘を受ける。
・呼吸が苦しくなる夢を何度も見る。何度も目が覚める。
・起床時の頭痛や頭重感がある。
・日中の強い眠気、慢性的な疲労感がある。
◇このような症状がある時は、睡眠時無呼吸症候群のサインかもしれません。
この病気を疑った場合には検査を行います。在宅でできる簡易検査を行って、更に詳しい検査が必要だと判断された場合は、入院して行う精密検査が行われます。
◇睡眠時無呼吸症候群と診断された場合は、原因・重症度によって次のような治療が行われます。
・経鼻的持続陽圧呼吸療法(CPAP)
・マウスピース装着
・手術
・生活指導
睡眠時無呼吸症候群を放置すると睡眠中の無呼吸やいびきによって、睡眠の質が低下し日中の眠気や集中力低下により事故を起こしやすくなったり、低酸素状態による身体への負担から心筋梗塞や脳卒中など、命に関わる合併症を引き起こしやすくなったりします。
睡眠時無呼吸症候群は治療可能な病気ですので、ご自身やご家族のことで気になる方は、病院で相談してみてください。
お問合せ:西郷病院
【電話】66-3141