- 発行日 :
- 自治体名 : 宮崎県美郷町
- 広報紙名 : 広報みさと 2025年7月号
身体活動(人が体を動かすこと。運動・生活活動)不足は、喫煙、高血圧と同様に死亡の危険因子です。身体活動を増やすことは、禁煙や血圧の薬を飲むことと同じくらい体にとって大切なことです。
美郷町の特定健診結果では、1日30分以上の軽く汗をかく運動を週2日以上、1年以上実施していると回答した人の割合は65歳以上の方に比べ、20~64歳の方が低く、また男性より女性の方が低い傾向にあります。
運動習慣を持つ人は、運動習慣のない人に比べて生活習慣病発症や死亡のリスクが低いことが報告されており、より多くの方が運動習慣を持つことが重要です。
働き盛りや子育て世代の方々は、余暇時間が少ないため、運動する時間を確保することが非常に難しい状況にあります。そのため生活活動も含めた身体活動を増やすことが大切です。
運動だけでなく日常生活の中で座りっぱなし(座位行動)の時間をできるだけ減らすことが新しく推奨されています。日本人は歩数が多い国だが座位行動の時間が世界で最も長いという実態があります。
身体活動を増やすこと、座位行動を減らすことが健康づくりにつながります。今より多く動けばリスクが下がっていきます。
・日常生活の中で「プラス10分」運動を。
自宅の中でもこまめに動いて、プラス・テン!仕事やテレビの合間に立ち上がり、体を動かして、座りっぱなしをブレイク(中断)
・県公式ウォーキングスマートフォンアプリ「SALKO」の活用を。
・百歳体操・トレーニング教室のご利用を。
無理はせず、体を動かす時間や強度は少しずつ増やしていきましょう。やれることから始めてみませんか。
お問合せ:健康福祉課
【電話】66-3610