くらし [お知らせ] 考えよう!一般廃棄物最終処分場 シリーズ48

■次期広域最終処分場における地質調査(第2回目)について
令和6年8月から令和7年1月まで美郷町内の花水流区建設候補地において地質調査が行われました(過去調査については令和6年11月号、12月号参照)。
地質調査は、建設候補地の地質条件、地下水条件など現地状況を詳しく把握し、基本設計及びその後に作成予定である詳細設計の基礎資料とするために実施しました。

1.地質調査箇所
第1回目の調査を8月から9月、第2回目の調査を11月から翌年1月まで実施し、下記の図に示してある12か所でボーリング調査等が行われました。
※図については本紙をご覧ください。

2.地質調査(第2回目)について
調査により判明した課題:
・2層(浅層、深層)構造の地下水が存在する。
・中層から上層にある、阿蘇山が9万年前に噴火した際の火砕流堆積物層、及び深層に存在する旧耳川跡地の段丘堆積物(砂礫層)の性状確認・把握が必要。
・地形を考慮した防災調整池の配置場所の調整。

地質調査(第2回目)内容:
・各地下水を対象とした水位観測、水質調査のための井戸を設置。
・各地層の堅さや強度を把握するため、現場密度試験等を実施。
・各層を詳細に把握するためのボーリング調査や、地表に露出している地層や湧水点等を把握するため地表地質踏査を実施。

調査結果と今後の対応:
・段丘堆積物については十分な堅さと強度を持つため、施設の基盤岩になり得る。
・水位計による継続的な地下水位観測を行い、季節毎の水質特性を調査・分析する。
・防災調整池の配置計画の見直しにより、配置予定場所を変更した。
・各調査で判明した結果を基に、今後の設計内容へ反映していく。

広域連合のHPに会議録や会議資料を公表しています。 (二次元コードは本紙を参照してください。)

お問合せ:
町民生活課【電話】66-3604
広域連合【電話】53-3401