くらし 戦後80年~未来につなぐ記憶
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- 発行日 :
- 自治体名 : 鹿児島県鹿児島市
- 広報紙名 : かごしま市民のひろば 2025年(令和7年8月号)699号
今年は太平洋戦争の終結から80年、また本市の平和都市宣言から35周年を迎えます。戦争の惨禍を繰り返すことなく、平和で美しい郷土を次の世代に継承するため、未来につなぐべき大切な記憶を写真でたどります。
※画像は紙面又はHPでご覧ください。
■太平洋戦争(昭和16~20年)
本市は、昭和20年3月から8月にかけ計8回にわたる空襲を受け、市街地の約93%を焼失。死傷者は約8,000人を数えました。特に6月17日の空襲では死者2,316人、負傷者3,500人と、多くの市民が犠牲になりました。
■終戦直後(昭和20年ごろ)
終戦後の市街地には、がれきが溢れ、生活物資が不足する状況の中、食料品や衣類などの売買を行う「闇市」も出現しました。
■復興に向けて(昭和21年ごろ)
想像を絶する状況の中、先人たちは深い悲しみに耐え、焦土からの復興を図りました。
■平和で美しいまち(~令和7年)
戦争の悲惨な記憶を教訓に、平和で美しいまちを次世代に継承していくことが重要です。
■今を生きる私たちができること
松元中学校 内田桜二朗さん
戦争中の話を直接聞くと、今の私たちでは考えられないくらい苦しく、悲しい時代だったことが分かります。平和学習で学んだ悲惨な記憶を、学校の友人など身近な人に伝えていきたいです。
◆戦後の市民生活
物資が不足し、今のようにお金で自由に買える状況ではなく、購入には、切符などの証明書類が必要でした。
寄贈いただいた「戦災・復興」資料:生活必需品購入、石けん購入切符
◇ご自宅などにある「戦災・復興」関連資料をご寄贈ください
内容:当時の状況を伝える日記や手紙類、召集令状など
・展示や学校への貸し出しなどに活用します
*寄贈できる資料の要件など詳しくは総務部総務課【電話】216-1125【FAX】224-8900へ
◆「ナガサキ原爆展」と「鹿児島市の戦災と復興資料・写真展」~平和都市宣言35周年・戦後80年記念~
内容:
(1)長崎市の原爆被災の写真・被爆資料や本市の空襲被害の写真・寄贈資料の展示
(2)被爆体験者の講話
期日:
(1)8月11日(祝)~17日(日)の9~19時 ※17日(日)は17時まで
(2)8月16日(土)・17日(日)の14~15時
場所:中央公民館
料金:無料
*詳しくは市HPか総務部総務課【電話】216-1125【FAX】224-8900へ
問合せ:総務部総務課
【電話】216-1125【FAX】224-8900