- 発行日 :
- 自治体名 : 鹿児島県垂水市
- 広報紙名 : 広報たるみず 令和7年7月号
■垂水らしいGIGA(ギガ)スクール構想 NEXT STAGE
自分と垂水の未来を拓く 本市独自のカリキュラム開発がスタート
※カリキュラムとは、児童生徒が学習する内容等の計画(教育課程)
○日本の教育をリードする垂水市ならではの取組
本市は、令和3年度から、オンライン学習や、家庭学習でも活用できる端末環境と、授業や家庭学習での活用を視野に入れたクラウドサービスの導入にこだわり、整備を進めてきました。その結果、子どもたちの情報操作の技術は向上し、この取組は全国で高く評価されています。
子どもたちが活躍する近い将来、高度なデジタル社会が到来すると予測されています。子どもたちが生涯にわたって充実した生活を送り、ふるさとや社会の発展に貢献するために、一人ひとりが情報についての知識と技能を身に付け、日常生活に役立てる『情報活用能力』が必要です。
今年度から、本市は全国で唯一、文部科学省の指定を受け、市内全小・中学校で『情報活用能力』を確実に育成するためのカリキュラム開発に取り組むことにしました。この取組は、今後の国の教育施策にもつながるものです。次のページでは、概要等についてご紹介いたします。
■No.1 たるみず発の新しいカリキュラムはどのようなもの?
○義務教育9年間を通したカリキュラム
一人ひとりの情報活用能力を確実に育成する、義務教育9年間を通したカリキュラムを開発します。具体的には、1人1台端末等を正しく、そして効果的に活用するための『情報活用科』を新設します。そして、子どもが『情報活用科』で学んだことを、『ふるさと垂水』(総合)で地域の課題を解決していく際に活用できるようにします。今年度は垂水小学校から実践をスタートし、来年度は全小・中学校に広げていきます。
■No.2 ICT教育の最先端で活躍されている方々が本研究をサポート!
○本市GIGAスクールアドバイザー
辻慎一郎(しんいちろう)
鹿児島国際大学 福祉社会学部准教授
「この先進的な研究で、垂水市の子どもたちが「将来どのような場所にいても活躍できる力」を身に付けることが期待されます。
また、この取組が、これからの日本の教育の大きな指針になっていくことになると思います。新しい風を「垂水」から全国へ。大いに期待しています。」
※詳しくは本紙をご覧ください。